‟反町隆史の息子”を好演中! 活躍が期待される16歳、俳優・水沢林太郎の目標は「仮面ライダーになる!」
中小企業の倒産の危機を救うことに心血を注ぐ、熱き弁護士の姿を描く「リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~」(毎週月曜夜10:00-10:54ほか、テレビ東京系ほか)。反町隆史が、現役の弁護士である村松謙一氏からインスパイアされた主人公・村越誠一を好演している。今作で、誠一と妻・祥子(和久井映見)の息子で、高校生の正を演じているのが、水沢林太郎だ。インタビュー取材・撮影も初めてという水沢に、撮影裏話からプライベートまで、たっぷりと話を聞いた。
――「リーガル・ハート~」では、誠一(反町)が奮闘する姿が描かれる中で、村越家のシーンはとてもホッとするシーンですよね。明るい正は村越家のムードメーカーだなと思いました。
本当ですか! そう感じていただけるなら、ありがたいです。正は元気で明るい男の子なんですけれど、僕自身は根暗な部分もあるので(笑)、どう演じたらいいのか、すごく難しかったんです。でも、事務所の先輩である反町さんの息子ということで、すごく貴重な経験ですし、乗り越えないといけない役だと思って、頑張りました。
――反町さんとは何かお話しされましたか? 共演シーンの印象的なエピソードなども教えてください。
僕のクランクインが反町さんと2人のシーンだったんですが、台本のト書きに「背中を思いっきり叩く」「肩を組む」って書いてあって、初めてお会いするのに、いや、無理無理無理!と思っちゃいましたね(笑)。印象に残っているのは、撮影のちょっとした合間だったんですけど、反町さんが急に笑い出して、「ミミズのりんたろう」っておっしゃって。何のことか分からなくて、「何ですか?」って聞いたら「釣りのエサ」って(笑)。
――なるほど(笑)。反町さんと言えば、釣り好きで有名ですもんね。
そうですよね。急に言われたのでビックリしちゃいましたし、とても優しい方なんですけれど、不思議な一面もあるのかな~って思いました。反町さんは、お芝居のことや和久井さんと共演されていた当時のことなど、いろいろと話してくださって。一緒にお芝居できて、本当にいい経験になりました。
――そうした現場でのお仕事は、とても勉強になったのではないですか?
はい。演出の西浦正記さんも、すごくいろいろ教えてくださいました。全然うまくできなくて、厳しいことを言われたこともあったし、何度も撮り直しになってしまったこともあって、すごく悔しかったんですけど、厳しく見てくださったおかげで、俳優やお芝居に対する意識がガラッと変わりました。すごく素晴らしい現場でしたし、この作品で得た経験値を、今後もいろんな場所でどうにか生かして、頑張っていきたいです。