<凪のお暇>高橋一生&中村倫也 “罪なオトコ”たちにくぎ付け!
人気同名漫画が原作の話題のドラマ「凪のお暇」(なぎのおいとま/毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)で、主人公・凪(黒木華)が好きなのに“素直になれない”元彼の慎二を演じる高橋一生と、天性の人たらしで“素直過ぎる”凪の隣人・ゴンを演じる中村倫也にインタビュー。
会社では気配りもできて完璧なのに、凪に対してだけは恐ろしく不器用な慎二。一方、ゴンは誰に対してもオープンマインドだが、ちょっと危険な香りのする男で、慎二とは正反対ともいえるキャラクターだが、共に“罪なオトコ”たちだ。
「素直じゃねえな」と思いながら演じています(高橋)
高橋「慎二に限らず、このドラマに出てくる人たちはみんな不器用だと思うんです。方向性は違えど、それぞれに生き方を模索している人たち。全能感を持って上から見ている人もいないですし、みんなが自分と向き合っていく話なので、見てくださる方がどう感じていただけるかは楽しみです。まあ、慎二が凪を責めるところは、『素直じゃねえな』と思いながら演じていますけれど(笑)」
中村「僕はゴンの何を考えているのか分からないところが好きですね。大抵の人は何かをインプットしたら、そこから考えて行動すると思うんですけど、ゴンの場合はそれが少しも説明されない感じがあって。なので、しばらくは何を考えているのか分からないやつに見えると思います。でも、それは見てくださる方によって解釈が違ってくるということだし、ゴンを演じる僕しか知らないゴンがいるはずなので、それを独り占めできるのがやっていて楽しいです」