<凪のお暇>高橋一生&中村倫也 “罪なオトコ”たちにくぎ付け!
スベるのもコミュニケーションの一環(中村)
空気を読み過ぎて無理をし、人生をリセットした凪。誰しも人の目を気にしてしまうところはあると思うが、注目を集めがちな芸能人となると、その度数はもっと高そうだが…。
高橋「人前に出る以上は、皆さんの前で失礼がないようにとは考えていますが、どこまでいっても自分は変えられないと気付くと、そうも言ってられないなと。なので、気にし過ぎるのではなく、バランスを取ることが大切なのかなと思います」
中村「芸能人に限らず、生きていれば絶対に人の目は気になると思います。嫌われたいと思って行動している人はいないと思うので。僕は数年前に人見知りをやめようと決意して、そこからこんな感じになっているんですけど(笑)、きっとそれも一つの選択肢だったのかなと。それ以降も人の目は気にしているところはあるけど、あえて気にしないようにはしていますね」
それとは対照的に、どんな相手にも優しく、人との距離感ゼロのゴン。その包容力が凪の心を開放していくのだが、そこにはまた問題も。
中村「“距離感ゼロ”というのは、ある意味、すごいですよね(笑)。僕自身は学生時代とか、この仕事を始めたころは、あまり人と話さないタイプでした。でも、さっき『人見知りをやめた』という話をしましたが、自分が人見知りだと周りが気を使うじゃないですか。それに気付いたときに、これからはどんな立場のどんな人にも同じ目線でフラットに話すようにしようと思って。そうすると相手も少し安心してくれるし、コミュニケーションがスムーズにいくんですよね。なので、最近は現場でも物まねをいっぱいしてスベリまくってます(笑)」
高橋「確かに倫也くんは現場でよく物まねをやっています(笑)」
中村「僕が物まねをやっていると、一生さんもやりだして、それが僕よりもうまいという(笑)。でも、スベるのもコミュニケーションの一環だと思うんですよね。だから、今後も続けていこうと思っています(笑)」
高橋「確かに人とコミュニケーションを取るときの距離感は難しいと思います。僕も20代後半まであまり人と話すタイプではなかったけれど、今はできる限り話をした方がいいなと思っています。例えば、心を閉じている人がいたとしても、何度かはチャレンジしてみます。それで少しでも笑ってくれたら会話の糸口が見えてくるし、場の空気も良くなりますから。まあ、ゴンのように“距離感ゼロ”というのは難しいですけれど(笑)」