「さすがNHK!」と話題!!6600時間もの映像を50分に凝縮『100カメ』制作秘話
約6600時間もの映像を50分に!
“100カメ”で最も苦労することを聞くと、撮影された素材を確認するラッシュという作業だと細田氏は語る。その理由として、前回の週刊少年ジャンプ編集部では4日間、ZOZOでは3日~4日間、はじめしゃちょーの畑では3日間“100カメ”を回し続けていることにある。
細田氏は「特にZOZOはIT企業なので、仕事をしている社員の方の表情の他に、どのような作業をしているかを見るため、PC画面だけ撮影しているカメラも必要でした。結果、撮影された素材の総時間が3600時間ほどとなってしまいました。その素材をもちろん一つ一つ確認していく作業は本当に大変ですね」と苦労をにじませた。
また、はじめしゃちょーの畑の素材の総時間は約3000時間と言い、2つの現場を合わせると約6600時間もの映像を50分に編集していることとなる。
その一方で「大変なのですが、私はラッシュを“宝探し”のようだといつも感じています。なので、面白いシーンを見つけた時はとてもうれしいですね。その面白いシーンばかりをつなげる編集はとても楽しいです。なので、スタッフは『早くラッシュを終えて編集がしたい!』といつも言っています(笑)」と笑顔を見せた。
今後の“100カメ”は…?
今後の“100カメ”について尋ねると細田氏は「できれば、女性だけの職場とか、スポーツ選手のロッカールームとかにカメラを入れてみたいですが、やはりハードルは高いです(笑)。でも、今回の放送でまた反響が大きければ、さまざまな企業や団体を“のぞき見”できる機会も増えていきます。新たな試みも考えているところなので、今後の“100カメ”にも期待していただきたいです!」と次回に意欲を見せた。