フグ田サザエ役:天海祐希
――国民的漫画の主人公“サザエ”を演じるにあたっての、意気込みを教えてください。
国民的な漫画のキャラクターなので、プレッシャーが半端ないです。でも、私にと声を掛けていただいたことに、少しでも応えられるといいなと思います。何よりもこんなチャンスはないので!
サザエさんですよ!! すごくうれしいです。ご一緒させていただく、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと“20年後のサザエさん”という世界を大切に積み上げて、皆さんにぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
――“サザエ”の役作りで、意識されていることはありますか?
(アニメ「サザエさん」の声優を務める)加藤みどりさんにお目に掛かり、サザエさんを演じる上で核になるようなお話を聞かせていただきました。本当にすごく素敵なことを教えていただけたので、そこを中心に大事に演じたいなと思います。
(サザエさんの髪型について)ヘアメーク、監督、スタッフの方とすごく考えました。微妙にサザエさんに見える髪型、なじみの深い髪型ですから、あれをどうするか、でもイメージを変えずにちょっと変化があった方がいいんじゃないかと、そこから話し合いを繰り返しました。
賛否両論あるかと思いますが、私が考えるサザエさんはこのようになりました。ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
日本のみならず、世界中に“サザエさん一家”のファンは、たくさんいらっしゃると思います。その方たちにはもちろん、もしかしたらこの作品からサザエさんに触れてくださる方にも、皆さんにますますサザエさんを楽しんでいただけるよう、心を込めて丁寧に演じていきたいなと思います。
素晴らしいキャストの方たちと、毎日楽しく撮影させていただいています。ぜひ楽しみにしてください。
フグ田マスオ役:西島秀俊
――“マスオ”を演じるにあたっての、意気込みを教えてください。
お人好しで、気が弱く、会社では損な役回りになってしまうこともあるマスオさん。その裏にある優しさを、丁寧に演じたいと思います。
原作では明るい“サザエ”と、おっとりした“マスオ”の良い夫婦関係が描かれていますが、初共演の天海さんとも二人三脚で、どこか温かい夫婦の形を築けたらと思います。
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
サザエや家族たちが待つ家に帰ることで幸せを感じている”マスオさん”を、視聴者の皆さんに共感してもらえるように演じられたらなと思います。
磯野カツオ役:濱田岳
――“カツオ”を演じるにあたっての、意気込みを教えてください。
国民的漫画のキャラクターをやらせていただくことに、とても重く責任を感じています。そして、天海さんをはじめとする、すごく豪華なキャストの方の中に“カツオ”として混ぜていただいたことは、1人の役者としてとても光栄に思います。
20年後で31歳になっているので、その中でも“カツオ”らしさ、視聴者の方はアニメのまま進んでいると思いますが、その20年後も、アニメと変わらず温かい目で見ていただきたいです。
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
日本人の誰しもが見たことがある、茶の間でご飯を食べる家族団欒のシーンは、“あの磯野家に自分がいるんだ”と思うとすごくワクワクしたんです。このドキドキ、ワクワクを、視聴者の方にも早くお見せしたいです。
僕の世代ですら、ホームコメディードラマはあまりなかったので、王道なホームコメディードラマに出られたことがうれしいです。今の時代にやることにも意味を感じますし、懐かしくもあり、もしかしたら若い世代の方は新しさを感じるかもしれない。
責任をもって、視聴者の方にお届けできるように頑張っているので楽しみに待っていてください。
磯野ワカメ役:松岡茉優
――“ワカメ”を演じるにあたっての、意気込みを教えてください。
撮影は順調で、現場で“ワカメさん!”と呼ばれることに慣れてきました。主演の天海さんはサザエさんのような人で、現場を明るく照らしてくださっています。
パンツですか?衣装合わせで提案してみたのですが、やっぱりダメでした(笑)。
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
20年後ということで、ワカメちゃんは29歳になっています。就職もして、素敵な彼氏もいて。そんなワカメちゃんに大きな転機が訪れます。 将来への不安や悩みを抱えた磯野家の若者たちを、どうか温かく見守ってください。
フグ田タラオ役:成田凌
――“タラオ”を演じるにあたっての、意気込みを教えてください。
皆さんのイメージは、3歳のタラちゃんのイメージですから、20年後のタラちゃんを演じることは、とてつもない責任を感じています。日本中誰もが知っているタラちゃんを魅力的に演じられたらなぁと思いますし、皆さんの期待を裏切らないように、(期待に)応えたいと思います。
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
日々楽しく撮影させていただいて、とっても楽しい作品になると思います。家族全員がそろった初日の撮影から、磯野家全員で話をして本当の家族みたいな雰囲気です。その空気感が伝わればなと思います。
磯野フネ役:市毛良枝
――“フネ”を演じるにあたっての、意気込みを教えてください。
昭和の、というより、明治、大正から、こういう女性はいたなぁと思うような庶民の母像ですから、令和の時代にどうなるのか?悩みながらも、現代のお母さん、おばあさんとして普遍的な価値に迫れるような、フネさんでありたいと思います。
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします
今も続くサザエさんの20年後って…? 頭が混乱しますけど、磯野家のみんなで楽しく描いていきたいと思います。ぜひご覧ください。
磯野波平役:伊武雅刀
――“波平”を演じるにあたっての、意気込みを教えてください。
ありがたいことです。この国民的漫画である、“サザエさん”に出演できることの幸せをかみしめております。同時に、私に“波平”ができるのか?という多少の不安も感じています。楽しみなのは、お茶の間のシーンを演じることで、役者冥利に尽きる喜びです。
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
この磯野家の小さな物語をご覧になって、一家だんらんの素晴らしい絆を思い出して下さい。思いやり、いたわり、ゆずり合い、日本人の持っている素晴らしい国民性を思い出してください。