加藤雅也「難しいが、今後もハードボイルド作品を」主演作への思い語る
加藤雅也主演の映画「影に抱かれて眠れ」が9月6日に公開。7日に都内で公開記念舞台あいさつが行われ、加藤、中村ゆり、松本利夫(EXILE)、カトウシンスケ、若旦那(湘南乃風)、熊切あさ美、和泉聖治監督、原作者の北方謙三が登壇した。
中村ゆり「男の人は少年の心を忘れていないんだなぁ」
ステージに上った加藤は、「僕が若い頃は今回の映画のようなハードボイルド作品が製作されていましたが、今の日本においてはハードボイル作品の製作が難しい状況にあります。そんな中で生み出された作品。これが大ヒットしていい成績を収めれば、今後もハードボイルド作品が作り続けられるはず」と作品への思いを吐露。
中村は「(今回の撮影を通して)やっぱり男の人はロマンチックだなと感じました。現場でも皆さんの会話を聞いていると、小学生の男子のまんまで(笑)。それがすごくかわいい。男の人は少年の心を忘れていないんだなぁと思いました」と舞台裏を紹介した。
さらに、本作で初プロデュースに挑戦した中野英雄について、中村が若手の頃にアルバイトしていたカフェの常連だったと明かし、「中野さんがプロデュースした映画に出演できるなんて、その頃から考えたら縁を感じます」と話した。
熊切は「役を通して、本命の愛された女性にならなければなぁと思いました」と実感を込めると、劇中の内容にちなみ、加藤が「愛されていないわけじゃないよ! お店もあげたじゃない!」と笑わせた。
映画初出演の若旦那は「(撮影は)本当に楽しくて、もっと俳優をやってみたくて。いつでも大河ドラマのオファーが来てもいいように、(乗)馬の練習をしているんですよ、週に一回。武田信玄役とか」と笑いを誘った。
公開中
出演=加藤雅也/中村ゆり、松本利夫、カトウシンスケ、熊切あさ美、若旦那/余貴美子、火野正平/AK-69
原作=北方謙三「抱影」(講談社文庫)
主題歌=クレイジーケンバンド「場末の天使」(ダブルジョイ インターナショナル / ユニバーサル シグマ)
監督=和泉聖治
脚本=小澤和義
プロデューサー=中野英雄
公式サイト=http://kagedaka.jp/
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