<なつぞら最終回>“泰樹ロス”の声あふれる「わしが死んでも…」名セリフに視聴者感涙!!
広瀬すずがヒロインを務める連続テレビ小説「なつぞら」(NHK総合ほか)の最終話が9月28日に放送された。祖父代わりの泰樹(草刈正雄)に「東京を耕してこい」と背中を押され、開拓者精神を持って上京したヒロイン・なつ(広瀬)。その物語のエンディングに用意された泰樹との名場面に、ファンから感動の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)
「わしはいつでも、お前とともにおる」
テレビアニメ「大草原の少女ソラ」を完結させたなつは、その後の休暇で夫・坂場(中川大志)やひとり娘・優(増田光桜)らとともに十勝の柴田牧場に里帰り。最終話・第156回では、嵐でグチャグチャになってしまった天陽(吉沢亮)の畑で、なつと泰樹が片付けを手伝っていた。
「なつ、わしが死んでも悲しむ必要はない」と口を開いた泰樹。戸惑うなつに、泰樹は「天陽と同じじゃ。わしの魂も、この大地に浸み込ませておく。寂しくなったら、いつでも帰ってこい。お前は大地を踏みしめて歩いていけばそれでいい」と語りかけ、「それに、わしはもうお前の中に残ってるべ?お前のなかに生きとる。それで十分じゃ」と微笑んだ。
さらに泰樹は「よくやったな、なつ。お前はよく東京を耕した。いつでも東京へ帰れ。わしはいつでも、お前とともにおる」と、温かく力強いねぎらいの言葉も。胸がいっぱいになったなつが「じいちゃん、大好き」と素直な思いを伝えると、照れ屋の泰樹は驚きのあまり「お…お…」と畑に倒れ込み、2人は十勝の空の下、大笑いしたのだった――。