賀来賢人、広末涼子に「『今日から俺は!』のイメージが強くて…」と言われ、「あれは、ムリしていたんですよ(笑)」<ニッポンノワール―>
賀来&広末が語る「3年A組―」チームの凄さとは?
――今回は「3年A組―」(日本テレビ系)の福井雄太Pと脚本家の武藤将吾さんのタッグの作品ですが、「3年A組―」はご覧になっていましたか?
賀来「もちろん。密室劇であそこまで色んなことが起きて、それでも視聴者を惹きつけていくってスゴイと思いました。あとその中でも色んなテーマを扱っているのも脚本の深さを感じました」
広末「そんなメンバーによる作品に出られるってうれしいですよね」
賀来「実際に今回の台本を読んで思ったのは、福井さん&武藤さんコンビのつくる作品の言葉は重いなって…。“正義とは何か”“人間とは何か”みたいな大きいテーマが、面白い台本の中にサラッと隠れているんです。見ている人も自分に向けて言っている言葉なのかな?と突き刺さる部分も多いと思います。そのあたりがやっぱりスゴイです」
広末「台本を読むのにすごくワクワクしちゃって、読むのがもったいないと思ったくらいです。そう思える作品に出会えることってそこまで多いわけではない。そのような作品に参加して3カ月過ごすことができるのは本当にうれしいです」
――最近はドラマの展開や犯人を推理しながら見る“考察”ブームでもありますが、先が見えないこの作品は“考察”に向いている気がしますが…。
賀来「そうかもしれないですね! 話の展開が予想外過ぎて、考察しがいがありそう(笑)。僕、海外ドラマが好きなんですが、ドラマを見終えた後はけっこう想像したりします。もう頭の中がしばらくドラマの世界から抜け出せなくて…。今回もそういうドラマになりそうな予感がしています」
広末「先も気になるからきちんと追って見ていきたいけど、一気に見られるなら見たいと思う作品だろうなって思います。なので、一度見た人も、何度も追っかけて見てもいいかも」
賀来「でも待てないと思いますよ。だって先が気になりすぎますから(笑)。誰が味方なのかも分からなくなるはず」
広末「先が読めないからね。きっと単純な物語ではないと思うので、何度も見て、何故私が殺されたのか?そしてその裏に何があるのか!?予想してもらいたいです。色々裏切ったり裏切られたりしますが、全てのラストには絶対に共感できるゴールが待っていると思います。ハッピーエンドかは分かりませんが、絶望のどん底に落とすようなゴールじゃない。だからみんなで楽しんで見てもらいたいです」