同ドラマでは、木村がさまざまな料理を作る場面が数多く登場するが、木村の料理シーンについて沢村は「ちゃんと時間かけてレシピや作り方を覚えて、練習をしてから撮影に入ってくる」と感嘆。木村は「(第1話の)パリのシーンで倫子さんに作ったエビの料理は、1シーンの撮影で16人前も作りました」と明かした。
続けて、「本当に大変なのは、撮影してくれるスタッフさん。匂いが届けられないドラマで、視聴者の方に『おいしそう』と思っていただくために、どのように明かりを当てれば美味しく見えるかなど、ベストの状態をいつも考えてくれている」とねぎらった。
同ドラマで、「華麗なる一族」(2007年、TBS系)以来、約12年ぶりに木村と共演するという鈴木は、「いじめたり、いじめられたり嫌われたりするのではなく、今回は一緒に同じ夢を追い求める役柄というのがうれしい」とにっこり。
また、ライバルシェフ・丹後学を演じる尾上は、「物心ついた時から歌舞伎の道を歩んでいますが、歌舞伎の夢以外で、唯一憧れを抱いたのが料理人でした。その夢がこのドラマでかなって、充実しています」と笑顔を見せた。