羽野晶紀「品が良くチャーミングに見えるように気をつけています」
――ご自身の役柄の印象や、ここに注目してほしいという点はありますか?
私が演じる荒木さだは明治生まれという設定です。この時代に女性が仕事をするというだけで大変なことなのに、「下着ショー」まで開催するなんて(笑)。きっと周囲にいろいろなことを言われながらも、頑張って道を切り開いてきた人なんでしょう。
だからこそ喜美ちゃんやちや子(水野美紀)さんを応援したい、支えたいという気持ちがあるのだと思います。さださんは、きっと家柄的に、花嫁修業もさせてもらっただろうし、学校にも行かせてもらって、マナーなどしっかり身に付いている方だと思うんです。だから所作がなるべく品が良くチャーミングに見えるように気をつけています。
――収録に参加されてみて、現場の印象はどうですか?
台本を読んだ時から、大阪ことばの会話のリズムや雰囲気がすごく良くて自然で、てっきり脚本家の方は関西のご出身なのかなと思っていたら、石川出身なんですって!会話のテンポの良さや面白さが視聴者の皆さんに伝わるといいなと思っています。
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