アンジュルム新リーダー・竹内朱莉の「アーユーレディー!」で始まった“勝田里奈・卒業公演”を独占リピート配信<インタビュー>

9月25日、パシフィコ横浜 国立大ホールで開催された「アンジュルム 2019秋『Next Page』〜勝田里奈卒業スペシャル〜ダイジェスト版」が、11月3日(日)夜8:00からdTVチャンネルのひかりTVチャンネル+で配信される。そこで、リーダーの竹内朱莉をはじめ、中西香菜、川村文乃、橋迫鈴にコンサートを振り返りながら話を聞いた。

何があってもアンジュルムらしく笑顔で楽しく行きます!
――新体制になって初めてのツアーですね。
竹内「ワダチョ(和田彩花)が卒業して一週間後くらいに新体制でイベントに出なきゃいけなかったり、りなぷー(勝田里奈)が卒業して2日後にイベントに出させていただいたりで、感傷にひたっている時間がなかったので、正直そんなに悲しいというのはなくて、やばい、切り替えないとみたいな(笑)。歌わりや立ち位置とかも変わってくるので、早く新しい形にしなきゃ、先に行かないといけないぞ、という環境にあったので、悲しみにひたることなく次に行けたという感じです」
川村「前は変わることへの戸惑いなどがあったんですけど、和田さんや勝田さんが卒業して、次は中西さんが卒業なので、早く切り替えて次の体制へ進まなくちゃならなくなりました。アンジュルムのメンバーには切り替えの早さが自然と身についてきたんじゃないかと思います」
橋迫「私は和田さんがいた頃はまだメンバーに入っていませんでした。でも入ってから卒業が続いていて、まだ頭が追いつけてないです」
中西「和田さんや勝田里奈ちゃんが卒業するタイミングで、あぁ、次は私なんだって思っていたので、寂しい思いはありましたが、私もすぐに切り替えなきゃという気持ちの方が大きかったです。私はまだ卒業するという実感はないんですが、和田さんが卒業したなぁと思うのは、和田さんの声が入っている音源とかが聴こえた時ですね」

家族や友達よりも一緒に同じ時間を過ごした存在!
――みなさんにとって勝田里奈さんはどんな存在でしたか?
竹内「私は10年以上一緒にいたので、家族や友達よりも同じ時間を過ごしましたし、メンバーの中でも一番長く一緒にいました。彼女が卒業を決めた時には、悲しいというよりも違う道に進んで行くのを素直に応援したいという気持ちの方が大きかったです。プライベートでも何でも話せる仲で、普通に暇だったら呼び出したり呼び出されたりと、そういう関係なんです。卒業してからも週に何回かのペースで会っていますよ。彼女とはこれからも、このまま同じ関係性で続いて行くんだろうなと思っています」
川村「私にとっては、アンジュルムのお姉さんという感じでした。メイクやファッションなど学ぶことも多かったです。私たち後輩の意見や相談事もよく聞いてくれて、素敵なアドバイスをしてくれました。私たちはいつも勝田さんを頼っていました。また勝田さんが甘やかしてくれるんですよ。よく肩をぽんぽんしてくれたりして。そういうお姉さんがいる安心感がありましたね」

橋迫「私は入って数ヶ月しか一緒に過ごしていませんが、勝田さんのおかげで、ファッションやメイクに興味が湧いてきました。よく話し掛けてくださって、助けられることが多かったです」
中西「りなぷーと私は同期で、たくさんの時間を過ごしてきたんですけど、彼女は私とは真反対な性格で、すごく強くてしっかりしていて決断力もありました。彼女の方が年下ですが、助けてもらうことも多かったし、常に勉強をさせてもらえる存在でした」
――そんな勝田さんの卒業コンサートは随分盛り上がったそうですね。
竹内「りなぷーのラストということで、ファンも最初っからすごい勢いで盛り上がってましたね。しょっぱながその日初めて披露した曲だったのに、“飲み込み早っ”ていうくらいみなさんがノリノリだったので、見ていてさすがだなと思いました。それに私が感動したのは『旅立ちの春が来た』を2期メンバーの3人でやらせていただいた時です。いつもだったらコンサートの最後に出る銀テープがそこでも出たんです。照明も元々スマイレージだった時のメンバーカラーを使ってくださってすごく素敵でした。私たちがスマイレージに加入した頃からお世話になっているスタッフさんたちだったので、そういうところで昔を思い出すような演出にしてくれたのはとても嬉しかったです」
川村「アルバムの『輪廻転生』に収録されている曲で、ユニットで歌うものがあるんですが、その曲を初披露したのもこの日でした。アンジュルムの曲は大体全員で歌うことが多いので、何人かに分かれて歌うということも楽しかったです」
橋迫「私はステージのセットで忍者みたいに変わる扉が面白かったのと、オープニングのドーンっていってポーズするところがカッコよくて好きです」
中西「私は勝田里奈ちゃんが初披露した最初で最後のソロ曲『とっておきのオシャレをして』が印象に残っています。私は袖で見ていたんですが、ホントにキレイでかわいくて、歌声もすごく素敵でした。ファンのみなさんには、そこをぜひもう一度見てほしいと思います」