今注目のグループ・Travis Japanに密着!松本潤から「あいつらを使いたい」と指名されたことも
「虎者-NINJAPAN-」は、高い身体能力と団結力を持つ、グループ7人のシンクロダンスが大きな魅力のTravis Japanが、アクロバットの要素を取り入れて臨む新たな和のエンターテインメントショー。ジャニー喜多川が企画・構成を行い、滝沢秀明が構成・演出を引き継いだ。世界にも通用する作品を目指したこの舞台は、「忍者」をステージのコンセプトにし、様々な感情や状況をセリフではなく歌や踊りの他、トランポリンを使ったアクロバットなどのパフォーマンスで表現する。
しかし、そんな華々しさの裏で、稽古は壮絶を極めた。一幕では、アクションやタップダンスなど、Travis Japanにとっては初挑戦づくしの内容で、中でも、この舞台の目玉となるトランポリンを背中で跳び壁を駆けのぼる「ウォールトランポリン」には特に苦戦した模様である。
「毎回どんどん新しいことをやっていく。めっちゃ怖いです。怖いと思ったのは初めて」と、稽古の合間、メンバーの松田元太はそう漏らす。だが、一幕を完成させるだけでも困難を極めていた彼らに、屋良は二幕でさらなる試練を用意していた。それは、ブレークダンスなどを取り入れた高度な振付の数々であり、体力だけでなく技術の面でも未経験の境地である。満身創痍で稽古に臨むTravis Japanだったが、屋良が目の前でブレークダンスの技を披露してみせると、彼らは落ち込むどころか歓声をあげ、喜々として挑戦していった。