東京03・角田晃広が明かす「いだてん」撮影秘話『人力舎は大河ドラマの第一声枠を持っているんです(笑)』
車が前に『ガンガンガン!』って進んでしまって
第1回の撮影で実際に車を運転していた角田は、慣れない旧車のマニュアル車の運転で「免許は一応持っていますけれど、ペーパードライバーだったんで、最初に講習を受けて、お二人(ビートたけしと小泉今日子)をお乗せして。いざ撮影が始まるというタイミングで、ギアをニュートラルに入れるのを忘れてエンジンをかけてしまったら、車が前に『ガンガンガン!』って進んでしまって」とミスをしてしまったという。
「渋滞のシーンだったから前に車がいるんですよ! ギリギリぶつからずに済んだんですけれど、急ブレーキをかけてしまったので、お二人に『すみません!』と謝ったら、たけしさんが『なんだよ、ぶつけてくれたら今日の撮影は無くなったのに』と言ってくださった」と明かす。たけしの“粋”な対応にMCの大野は「格好いいですね!」と大興奮。
その後の第6回の撮影では「阿部(サダヲ)さんとも初めてお会いし、松重(豊)さんと松坂(桃李)さんをお乗せして。みんなに『旧車大丈夫なの?』って聞かれて、『第1回の時にたけしさんを乗せてるのにぶつけそうになって~』なんて話しをしてたら、その後全く同じことをやってしまったんです。前の車にぶつからずにギリギリで止まった時は、『おぉ~!』と声が上がりました」と現場の温かさを感じるエピソードも。