長渕剛が、「英二」(1999年)以来20年ぶりにスクリーンに帰ってくる。2020年1月17日(金)ロードショーの主演作「太陽の家」で演じるのは、人情に厚く、神技的な腕を持つ棟梁・川崎信吾。妻の美沙希を飯島直子、一人娘の柑奈を山口まゆが熱演する。
ほか、シングルマザーで一人息子を育てる保険会社の営業ウーマンを広末涼子、信吾を父親のように慕う後輩を瑛太が演じ、川崎家に大きく関わってくる。
山口は、本作が長渕と初共演。そこで、気になる現場の長渕の様子や撮影秘話、作品の肝となる川崎家での家族関係、自身の家族についても迫ってみた。
こんなに熱い現場は他にない
――“俳優”長渕さんは、撮影現場でどんな方でしたか?
本当に熱い方なので、すごく刺激になりました。みんなをまとめてくれるのも、「やるぞ!」と言葉を発するのはなく、自然とみんなが背筋を伸ばして、一つの作品を作っていたみたいな感じでした。長渕さんが座長というものを全うされていたので、居心地よく撮影させていただきました。
――現場は、どんな雰囲気だったんでしょう。
こんなに熱い現場は他にないと思いましたね。あと、これまでは自分は何をやっているんだろうとか、どこにいたらいいんだろうとか、私が(この役を)やっていいんだろうかとか、考えてしまうことがあったんですけど、この現場ではそんなことが全くなかったんです。
長渕さん、スタッフさん、他のキャストさんが席を用意してくださるような、皆さんが居場所を与えてくださるような感じでした。一人ひとりが尊重されていましたし、それがギュッとなってすてきな作品になったので、本当にいい経験をさせていただきましたし、「私、ここにいていいんだ」と再確認できました。
2020年1月17日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
出演=長渕剛
飯島直子、山口まゆ、潤浩
上田晋也(友情出演)
瑛太、広末涼子
監督=権野元
脚本=江良至
主題歌=長渕剛「Orange」
▼公式サイト
https://taiyonoie-movie.jp/