三谷幸喜、“新作舞台”発表するも「(台本は)まだできてない」大泉洋も“出演なし”を危惧
1月15日に、東京・渋谷PARCOにて「PARCO劇場お披露目&オープニング・シリーズ」イベントが開催され、渡辺謙や大泉洋、天海祐希ら豪華俳優陣と三谷幸喜や宮藤官九郎ら監督陣が登壇した。
この日、新作「大地」を発表した三谷。5月より稽古が始まるが、いまだ台本は出来上がっていないという。
冒頭で、「関係者の皆さんに嬉しいニュースがあります!」と意気揚々と語り、続けて、「本はもうできています、頭の中に…後は、もう書くだけです」と三谷節を発揮し、笑いを誘った。
また、会見中には宮藤官九郎に対し、三谷が「5月の頭から稽古なんですが、まだ今頭の中にあるんで、できてない状態なんですが、大丈夫ですよね?」といった質問を投げかける一幕も。
これに対し、宮藤も「常識の範囲内かと…」と笑いまじりに答えた。
一方、今回が初のPARCO劇場出演となることを明かし、同作品の出演キャストとして登場した大泉。
登壇後、「舞台に立ちましても、昔と何が違うのか全くわからないという状況でありまして…」と素直な感想をこぼした。
さらに、司会を務める藤井隆より、作品への抱負について聞かれると、「抱負と言われましても、どんな話かも何にも知らないわけでして…脚本家(三谷)の頭の中には(話が)あるらしいですけど、それもまだ教えられてないですし…」と心境を口にした。
続けて、「先ほど、脚本家にお会いしたところ僕の顔見てびっくりされまして『わぁっ!』みたいな、『なんでいるんだ』みたいな顔をされるわけですよ(笑)脚本家曰く、今日が私の最終審査だということで…今回の会見で『大地』に出れるかどうかが決まります」と三谷との舞台裏でのユニークなエピソードを明かすなど、終始和やかに会見は行われた。