変化のきっかけは、ミュージカル「薄桜鬼 志譚」
――そういう決意からか、ずいぶん雰囲気が変わりましたね。恐る恐る、という感じだったのが消えた気がします。
本西彩希帆:明るくなったし、強くなったと思います(笑)。以前はネガティブでコミュニケーションも苦手で、明るい役を頂くと「頑張らないと…」ってなっていたんですよね。でも、劇団の外、いつもの仲間がいない環境に身を置いたことでそういうのはなくなって、今はむしろ明るい役のほうが得意になりました。
――環境のほか、きっかけになった役というのは?
本西:それはやっぱり、ミュージカル「薄桜鬼 志譚」が。この世界を目指したきっかけの作品だし、雪村千鶴ちゃんを演じることが夢だったので。先輩の皆さんのお芝居を見て学ぶことができて、悩んでいるときも「やりたいようにやっていいよ」と言っていただけて、いろんなことができたなって思います。中でも大尊敬している役者さんが一人いて、その方に言われたことはとても記憶に残っています。
私、一度悩みだすと抜け出せなくなっちゃうタイプなんですよ。考えすぎて、最後に落ち込んでしまうという。そんなときに言われたのが、「悩むのは12時まで。次の日になったらちゃんと切り替えなさい」って。その一言ですごく楽になったんですよね。気持ちのコントロールができるようになったというか。
「薄桜鬼 志譚」への出演がなかったら他の舞台でもまだ変われていなかっただろうし、自分を上の階段に進ませてくれた作品だなって思います。
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