志田未来&花江夏樹、岡田麿里脚本でW主演!「一歩踏み出す勇気を与えてくれる作品」
ムゲ/笹木美代、猫/太郎役:志田未来コメント
今回、ムゲ役をやらせていただけると聞いて、びっくりしました。さらに、花江さんとご一緒させていただけるということで、すごくプレッシャーも感じましたが、本当にうれしかったです。
ムゲは本当に明るくて、真っ直ぐな女の子だなと思いました。今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出す子なので、見ていてすごく気持ちのいい子です。
ただ、周囲からの愛に気づけていない幼い部分があったり、学校などで見せる外の顔と自分の部屋にいるときに見せる内の顔にギャップも見られます。そんなムゲの全てが魅力的に描かれていると思いました。
この作品は、一歩踏み出す勇気を与えてくれる作品になっていると思います。ムゲが猫になった姿もとってもかわいいらしいので、ぜひ楽しみにしていてください。
日之出賢人役:花江夏樹コメント
すごく雰囲気がいい作品というか、日常を切り取っているんですけど、すごくファンタジーがあって、そこの絶妙な感じがすごくすてきな作品だなと思いました。
たくさん猫が出てくるのですが、僕も猫がめちゃくちゃ好きなので、これは運命的な作品かなと思いました。すごく演じられるのが楽しみでしたし、志田さんとこうして共演させていただけたのもすごく光栄だなと思いました。
日之出は思っていることを全面に出せない男の子で、将来の夢とかこれから先の未来をどう進んでいくか、まだ決めかねている。中学生らしいといえばらしいのですが、ムゲから日之出に向けられた気持ちに、なかなか気付いてあげられなかったりとか。そういう思春期真っただ中の、男の子だなと、思います。
そこが彼の良さでもあるのですが、そこからどう気持ちが変わっていくかとか、意思がだんだんかわっていって、1人の少年から青年の気持ちに移りかわっていくところが、魅力的だなと思います。
この作品には、コミュニケーションを取るときに、あと一言言えたらどれだけ楽になれるかという、誰にでもある気持ちやメッセージが込められています。日常を切り取ったきれいな映像の中で、猫の世界に行ったり、猫になってしまったりという現実離れしたファンタジーの要素も加わったすごく魅力的な作品なので、ぜひ楽しみにしていてください。
監督:佐藤順一コメント
もし猫だったらもっと楽に生きられるかもしれない。周りに合わせて自分の心にふたをしたり、元気なふりをしたり、笑顔をはりつけたりしなくていいから。
うまくやれなくて波立つ心を絶えず隠して陽気にふるまう少女を志田未来さん、波立つ心を自ら押さえつける少年を花江夏樹さんが、自然さとヒリヒリした痛みが同居する2人を鮮やかに演じてくれました。
監督:柴山智隆コメント
「ムゲと日之出と猫たちを、煙突の立ち並ぶこの街にありありと描きたい。まだ見ぬ“となりの世界”も」。
佐藤監督をはじめ、信頼できるスタッフと試行錯誤しながら少しずつ積み上げていく作業は面白く、スリリングな毎日でした。 ムゲたちが生きる世界と時間を少しでも身近に感じていただけたらうれしいです。
脚本:岡田麿里コメント
佐藤監督の匠の技と、柴山監督の作品への深い愛情、スタッフ1人1人の日々の情熱により、どこか懐かしい作品が生まれました。
主人公のムゲというあだ名は、無限大謎人間の略です。謎の多い状況の中、謎と思われているムゲの成長を劇場でご覧いただけたら幸いです。
6月5日(金)全国ロードショー
<スタッフ>
監督:佐藤順一、柴山智隆 脚本:岡田麿里
制作:スタジオコロリド 企画:ツインエンジン
配給:東宝映像事業部
<キャスト>
志田未来、花江夏樹
【HP】nakineko-movie.com
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