Hey! say! JUMP高木雄也「自分らしくぶつかる」舞台単独初主演で“無気力なフリーター”に
どんなストーリー?
無気力なフリーター・菅原裕一(高木)と平凡な専業主婦・橋本智子(奥貫)。菅原には長年付き合っている彼女がいて、智子には結婚している夫がいる。その二人が出会い系サイトで知り合い、出会い、恋愛をし、逢引を繰り返す。
二人はお互いに何かを求めるわけでもなく、この恋愛に発展性がないことも分かっている。お互い、大切だと思えるパートナーがいるにもかかわらず、身のない「浮気」を繰り返す。
会っている意味など考えず、「裏切る」という行為の罪悪感にさいなまれることもなく、惰性ともいえる二人の関係は続いていく。
そして家に帰れば、お互いのパートナーに対して、別の愛情表現をする。それを壊す勇気などない。
この先、自分はどうしたいのか。そんなことは考えない(振りをした)まま、ただただ日常生活をこなしていく…。
三浦大輔コメント
「裏切りの街」、再演です。初演の舞台から10年。その間に映像化もされました。執筆していたときは、この作品とこんなに 長くつきあうことになろうとは思いもしませんでした。
これほど息の長い作品になったのは、多分、時が流れ、時代が変わろうとも、揺るがない普遍性が「裏切りの街」にはあったからでしょう。
人間なんて、とても曖昧で、とてもぼんやりとしていて、「善」と「悪」が行ったり来たりする振り子のように、宙ぶらりんなものなのです。
「まあ…いっか」の「まあ…」のとき、一瞬でもためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい。この作品を、“何となく”人を裏切ったことのある全ての人に捧げます。
「裏切りの街」の主人公、菅原裕一は僕の分身です。
いつも華やかな世界にいる髙木君が、「クズ」にもなり切れない、中途半端極まりない、どうしようもない主人公をどう演じ切ってくれるのか、何だかにやけてしまうくらい、今は、楽しみと期待でいっぱいです。
※本記事内、高木雄也の「高」は正しくはハシゴダカ
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
作・演出:三浦大輔
音楽:銀杏BOYZ
出演:高木雄也(Hey! Say! JUMP)、奥貫薫ほか
<東京公演>
期間:2020年5月31日(日)~6月16日(火)
会場:新国立劇場 中劇場
<大阪公演>
期間:2020年6月20日(土)~22日(月)
会場:クールジャパンパーク大阪 WWホール
【HP】https://stage.parco.jp/
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