哀愁漂う姿に森川智之「世の女性が見たら放っておけない」

2020/02/23 18:00 配信

『魔界探偵ゴーゴリ』で主人公・ゴーゴリを演じる森川智之

『魔界探偵ゴーゴリ』で主人公・ゴーゴリを演じる森川智之

異世界とつながる闇の力に覚醒したロシアの文豪ニコライ・ゴーゴリが、連続猟奇殺人鬼〝黒騎士〟を追うSFダークファンタジー『魔界探偵ゴーゴリ』。ロシア本国で公開時、初登場1位を記録した映画シリーズ3作品が、3月にムービープラスで吹替版で放送される。今回その吹替版でゴーゴリを演じる森川智之にインタビューを敢行。トム・クルーズの声でもおなじみの彼に、本作の魅力や吹き替えで大切にしていることを聞いた。

――『魔界探偵ゴーゴリ』の魅力を教えてください。

「ある殺人事件を捜査する中で浮上する黒騎士を追いかける作品ですが、冒頭でいきなり黒騎士が出てきます。それが現実味のない感じがして不気味なんですよ。黒騎士の目的は何なのか、刑事コロンボみたいに犯人が分かった状態で話は展開しますが、テンポは見ている人と同じ速さで進んでいくので、置いてきぼりにならないところが良いですね。冒頭から見ていただければ、途中で見返すことなく最後まで見られる作品だと思います」

――印象的なシーンはありますか?

「物語には小さなエピソードがいくつもあって、ゴーゴリの恋愛模様や一緒に組んでいる捜査官との掛け合い、そして捜査に協力する仲間たちが増えていくところは面白いです。最初、ゴーゴリは周りから距離を置かれて、誰も相手にしてくれないんですけど、少しずつ距離が縮まったり、それぞれの登場人物もキャラが立っているので、見ていてワクワクさせられますね」

――役のイメージはどのように捉えましたか?

「ゴーゴリは登場シーンから顔色も悪くて、軟弱な性格を前面に出したキャラクター。しかも、作家なのに秘密警察の書記官として捜査の手伝いをしている設定なので、文系な感じの雰囲気を醸しつつ演じました。気弱な役なので、常に緊張している感じの話し方にしています」

「彼は特殊能力でいろいろなものを見ることができるのですが、倒れないと見られない(笑)。かつて、こんなに主役が倒れた映画はないと思うくらい、倒れる場面が何度も出てきます。本人はそのせいで相当体力が奪われるはずなので、そんなにエネルギーに満ち溢れている役ではないですね。だから、僕自身も抑えて演じています」

――作中ではゴーゴリの恋愛模様も描かれています。彼が女性に好かれる理由はどこにあると思いますか?

「顔が良いからじゃないですか(笑)。演じているアレクサンダー・ペトロフさんは顔立ちが整っていて、最初に見た時はユアン・マクレガーに似ているなと思いました。ユアンもカッコイイし、肌もきれい。異性に関わらず、人を引き付ける魅力がありますよね。特殊能力がなければ、素直な好青年という感じ。心が病んでいるだけで、悪魔も寄ってくるし、死んだ人にまで好意を持たれるし(笑)。モテモテですよね」

「そういう彼のラブストーリー的な部分は、見ていると応援したくなりますね。物語が進むうちに特殊能力の秘密についても描かれるので、不遇な彼を見ていると頑張れと言いたくなります。冒頭から自分の書いた小説を本屋で回収して、暖炉で燃やして泣いているネガティブな主人公ですけど、世の女性が見たら放っておけない、応援したくなる感じだと思いました」

文・撮影=永田正雄

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<放送情報>
魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち
放送日時:2020年3月8日(日)21:00~(吹替版)、3月12日(木)1:30~(字幕版)
魔界探偵ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚
放送日時:2020年3月15日(日)21:00~(吹替版)、3月19日(木)1:30~(字幕版)
魔界探偵ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い
放送日時:2020年3月22日(日)21:00~(吹替版)、3月26日(木)1:30~(字幕版)
チャンネル:ムービープラス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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