白濱亜嵐、GENERATIONSは「今後何があっても離れることのない7人だと感じています」【プリレジェ連載】
役者として振り幅が広がった
――鈴木伸之さんと町田啓太さんは、白濱さんが劇団EXILEに所属していたころからの長いお付き合いです。今作でお二人と共演した感想を聞かせてください。
「自分も同じ劇団にいた仲間ということもあって、今でもノブ(鈴木伸之)、まっちー(町田啓太)と呼ばせてもらっている2人と、また共演できてうれしかったです。一緒にお芝居をしたことがあると、芝居のニュアンスがお互いに分かるし、役を捉える感じや現場にいるときの雰囲気も分かるので、お芝居がとてもしやすかったし、楽しかったです。お互いがそれぞれの分野でいろんな現場や役に挑戦して、たくさん経験を積んできているので、この作品をきっかけにまた共演したいなって思いました」
――ドリーのような強烈なキャラクターを演じたことで、白濱さんが役者として得たものは何でしょう?
「お芝居の中におけるナチュラリズムという一番真逆なところを経験できたことだと思います。こんな人、世の中にいないでしょ!というところをデフォルメして演じることができたのは、いい経験になりました。今まで自分が演じた役の中で一番ぶっ飛んでいるキャラクターだったので、役者として振り幅が広がったと思いましたし、どんな役でも何でも来い!っていう気持ちになりました」
――役者として経験を積み重ねてきた中で、一番成長したなと思える部分は?
「最近特に感じているのは、経験を重ねれば重ねるほどカメラにビビらなくなっている自分がいるので、そこが成長したところだと思っています。役者を始めたての頃は、どこか遠慮をしてしまう部分や照れくささが自分の中にあったけれど、それがどんどん削れていっているなって。映画『ひるなかの流星』(2017年)を撮影していたころは、エキストラさんがたくさんいらっしゃる中で、相手役の永野芽郁さんと手を繋いで歩く方が、キスシーンよりも照れくさかった(苦笑)。あのときにはあのときにしかないピュアさが出せたと思っていますが、今あの役をやったら、全然違うものになるんじゃないかな。一つ一つやらせていただく中で、自分の殻をどんどん破れるようになってきていますね」