名作「十三人の刺客」が中村芝翫主演でよみがえる!里見浩太朗、大島優子、福士誠治、高橋克典らが出演
※11月17日追記…放送日が11月28日に変更となりました。
8月22日(土)にNHK BSプレミアムで中村芝翫主演のドラマ「十三人の刺客」(夜9:00-11:00)が放送されることが分かった。
クライマックスの殺陣シーンが日本映画史上に残る金字塔とされる1963年に公開された映画「十三人の刺客」をリメイクする同作。
芝翫の他、1963年公開の映画にも出演していた里見浩太朗、福士誠治、大島優子、勝野洋、渡辺大、神尾佑、飯田基祐、片山萌美、岡本玲、石橋蓮司、西村まさ彦、高橋克典らの出演も発表された。
あらすじ
幕末・天保年間、明石藩江戸家老・間宮図書が老中・土井大炊頭(里見浩太朗)の門前で割腹し果てた。
間宮の死は藩主・松平左兵衛督斉継(渡辺大)の暴君ぶりを訴えていた。斉継は将軍家慶の弟であり、老中就任も内定していたため、時の幕閣に動揺が走る。これに対し老中・土井は、非常手段として御目付役・島田新左衛門(中村芝翫)に斉継暗殺を命じた。
悠々自適の隠居を考えていた新左衛門は固辞するが、天下万民のため大事決行を決意、信頼できる強者たちを集める。極秘裡に進められる暗殺計画を事前にキャッチした人物がいた。鬼頭半兵衛(高橋克典)、明石藩側用人千石の身分を自らの才覚でつかんだ新左衛門の剣のライバルである。
事件発生以来一か月余、明石藩が突如参勤交代の途についた。行列を追う刺客団は、中山道で奇襲作戦を練ったが、半兵衛の奇計にあい失敗に終わる。新左衛門は作戦を変更、中山道落合宿を買い取り、砦に改造、明石藩一行を迎え撃つというのだ。
運命の朝、深いもやの中を落合宿に乗り込んだ斉継以下明石藩一行は、前を塀で塞がれ、後退しようとしたとき退路の橋が大音響と共にくずれ落ちた。十三人と五十騎の死闘が始まる。新左衛門は斉継を討てるのか、半兵衛が守り切るのか。命を懸けた激闘の結末は果たして…。
11月28日(土)夜9:00-11:00
NHK BSプレミアムで放送(NHK BS4Kでも放送)
【原作】池宮彰一郎(1963年公開の映画の脚本)
【脚本】土橋章宏
【音楽】沢田完
【出演】中村芝翫、里見浩太朗、福士誠治、大島優子、勝野洋、渡辺大、神尾佑
飯田基祐、片山萌美、岡本玲、石橋蓮司、西村まさ彦、高橋克典ほか
【演出】金佑彦
【制作統括】内堀雄三(ユニオン映画)、中村高志(NEP)、磯智明(NHK)
【プロデューサー】元信克則、辰巳暢一(ユニオン映画)、進藤盛延(東映)