“超大型ネクストブレイクアーティスト”ヨルシカ、最新曲が「泣きたい私は猫をかぶる」挿入歌に
佐藤順一監督コメント
「夜行」は、ヨルシカさんに完成途中の作品を見てもらって、作ってもらいました。
日之出が主人公・ムゲの本当の気持ちを知った場面なので、普通はかなりしっとりした曲になるところですが、ヨルシカさんの曲ならば、ややリズムのあるちょっと切ない系の曲も良いのではと試していただくことに。
曲を初めて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれた、ヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて、うれしかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで、さらなる広がりがイメージできました。
柴山智隆監督コメント
音響監督でもある佐藤監督からは、「作品に寄り添い過ぎなくても大丈夫」というようなお話があったと記憶しています。
「夜行」が届いて、初めて映像に合わせて曲を聞いたときには、イメージがふわっと広がっていくような感覚があって驚きました。
日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地良くて、その日から毎日のように聞いています。素晴らしい楽曲をありがとうございました。
「泣きたい私は猫をかぶる」ストーリー
私はあなたの力になりたい。好きって言われたい。
笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学2年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメートからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。
しかし、本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。
そんなムゲは、熱烈な思いを寄せるクラスメートの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが、全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった…。
それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。実は、ムゲはある夏祭りの夜、お面屋にいた猫の店主から「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。
普段はクールに振る舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。
「人間」のときには距離を取られてしまうが、「猫」のときには近づける2人の関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。
猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、「人間」を捨て「猫」として生きるよう迫られる。
6月5日(金)全国ロードショー
<スタッフ>
監督:佐藤順一、柴山智隆 脚本:岡田麿里
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)
企画:ツインエンジン 制作:スタジオコロリド
配給:東宝映像事業部
<キャスト>
志田未来、花江夏樹、寿美菜子、小野賢章、
千葉進歩、川澄綾子、大原さやか、浪川大輔、
小木博明、山寺宏一
【HP】nakineko-movie.com
■ヨルシカ - 夜行 (OFFICIAL VIDEO)
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