爆問太田「新型コロナウイルス感染者は犯罪者じゃない」“謝罪報告”に持論
「感染者=悪」の風潮が広がる中、太田は「富川くんなんかも、『絶対自分はうつっちゃダメだ』と。こんだけ言ってるんだから、自分は自覚を持ってっていう中で、何とか風邪であってくれ。いったん熱が下がった時に『あ、風邪だったんだ』って思った気持ちもあるだろうし、それをバッシングするというのは“正しく恐れる”って最初に言ってたじゃないですか。今はコロナウイルスって、ウイルス自体のことよりも、うつったらバッシングされるじゃないかっていう恐怖。
それはウイルスを正しく恐れることにはならないから、これは(感染者は)犯罪者じゃないんだし、うつったことっていうのは別に罪じゃないってことを、もっと政府や小池(百合子)さんなり何なりが、繰り返し繰り返しみんなに言ってもらえるといいなと思うんだけどね」と、感染者への差別が起きないよう国や地方自治体のトップから積極的に投げ掛けてほしいとコメント。
これに、ゲストで(別場所からリモート)参加していた奥仲哲弥医師が「コロナに感染するということは罪ではないんです。誰にでも起こることだと思うんですよ。一番危惧したのはですね、こういった風潮が“感染隠し”をする人が出てくることになっちゃう。
そうするとこれはやはり、次の感染につながってしまいますんで、そこは太田さんが言った通りだと思います」と、感染したことで受けるバッシングを避けるため、医療機関などへの連絡もせずに日常を過ごすことがさらなる感染者増大の引き金になってしまうと警鐘を鳴らした。
次回の「サンデー・ジャポン」は4月26日(日)放送予定。