「若さ故のデカさ…」藤井フミヤが20年前を振り返る
「藤井フミヤ チャリティーアート展 in Marunouchi」メディアセッションが7月6日都内にて行われ、藤井フミヤが登場した。
本展は、三菱地所グループが行っている東日本大震災復興プロジェクトの一つ。藤井がコンピュータグラフィックスを駆使して制作したアート作品の中から100点を展示。また開催期間中の来場者を対象に作品のオークションを実施し、売り上げを日本赤十字社を通して全額寄付することも発表された。
展示会に出品している作品は20年くらい前に制作したものがほとんどだと明かした藤井。「当時は携帯電話もインターネットもなかったので、作品を作るのに時間が掛かりましたね」と当時を振り返った。また若いころ、ニューヨークの現代美術館にイマジネーションを受けたという。「作品のデカさでアピールしていたので、展示会は大きい作品が多いです(笑)。若さ故のデカさ…今見ると、自由さを感じますね」と自身の若いころを思い出して苦笑いした。
時間の流れとともに、紙などの素材やプリンターなどがなくなってしまい同じものは作ることはできず、手放すことに寂しさも垣間見せる一幕も。「手持ちの作品がなくなっちゃいますが、何らかのかたちで、被災地に向けて復興の手助けになれば僕もうれしいな」と展示会をアピールしていた。
7月6日(水)~7月8日(金)11:00~19:00
丸ビル7F 丸ビルホール
入場料:無料