注目の若手俳優陣が集結! 劇中歌にはブルーハーツの名曲<映画「君が世界のはじまり」>
中田青渚コメント
私が演じた琴子は口も態度も悪いですが、自分の気持ちに正直で、周りの人から、琴子の生き方が羨ましいと思われるような女の子です。普段の私は、琴子のように自分の気持ちに正直な人をうらやましく思っているので、琴子を演じることは新鮮であり、挑戦でした。
監督や松本さんと撮影前から二人の関係性について何度も話し合い、大切に作りました。一瞬で過ぎ去ってしまう青春時代の儚さや苦しさがぎゅっと詰まっている作品になっていると思います。
片山友希コメント
5人、3人と奇数で集まることが多かった。心の中で2.2.1や2.1で分かれると、いつも私が余るんやろうなと思っていた。実際そうだった。
仲良い子はいたけど、親友や幼なじみといった特別な子は今もいない。その寂しさを知って、ずっと隠していた感情を声に出そうと思いました。
金子大地コメント
ブルーハーツはもともと好きでよく聴くんですが、やっぱり最高だなと改めて思いました。台本を読んだ時に面白いと感じたことが映像にもしっかり出ていて、皆さんにも伝わると思います。
僕の演じる伊尾はすごく繊細な人物だと思いました。簡単に伊尾のことを説明するのは難しいのですが、とにかく僕も葛藤しながら演じました。
みんなでこの作品のために一生懸命作った作品なので、ぜひ見ていただきたいです。
甲斐翔真コメント
あの時みたいに何にも縛られず自由に生きたいなぁなんて青春時代を思い出すこともあると思います。そんな華やかな青春のイメージとはまた違った、思春期の高校生たちのリアルなもがきがこの映画から見えたらいいなと思います。
誰にも言えないこと、言葉にできないこと、人それぞれ悩みがあると思います。悩むということがいかに人を育てているか、僕はこの作品で気付きました。たくさん悩んでたくさん思い出を増やしていきたいですね。
小室ぺいコメント
今回この作品を通して、青春時代というものがなんとあまりに痛々しいものであるかを、数年ぶりに追体験することになりました。
窓の外で止まったままの空、本当にそれがすべてだった日々。でもあの時感じていた、痛みやら焦りやら涙やら全部にまとめて火をつけた時、僕らは残った灰の中から優しさを拾い集めることができるんじゃないか。そういう希望があるこの映画が好きです!
ぜひ皆さんよろしくお願いします。
2020年夏、テアトル新宿ほか全国ロードショー
出演=松本穂香
中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい
板橋駿谷、山中崇、正木佐和、森下能幸
江口のりこ、古舘寛治
原作・監督=ふくだももこ「えん」「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」
脚本=向井康介
(C)2020『君が世界のはじまり』製作委員会
※古舘寛治の「舘」の正式表記は舎に官