<エール>“福島三羽がらす”が「かわいい」と話題!窪田正孝・山崎育三郎・中村蒼が魅せるギャップの魅力
3人ともに、コミカルな演技だけではない見せ場もしっかりと作っている。
裕一役の窪田は養子になるはずだった母の実家で「あの子は跡取りさえ作ってくれりゃいい」と言われているのを聞いてしまい、やるせない思いを込めてハーモニカを吹くシーンで主演俳優の凄みを見せつけた(第30回)。
鉄男役の中村は希穂子(入山法子)との恋の結末を丁寧に演じて反響を呼び(第45回)、久志役の山崎は「紺碧の空」の作曲が進まず苦しむ裕一に徹底的に寄り添って仲間思いの一面をのぞかせた(第39回)。ミュージカルで培った美声もたびたび視聴者を沸かせている。
3人が見せる真剣な表情とコミカルな掛け合いとのギャップは今後、「エール」の見どころの一つになっていきそうだ。
6月3日(水)は第48回を放送する。
「船頭可愛や」はレコードになって売り出されるがまったく売れず、裕一は契約解除の危機を迎える。音(二階堂ふみ)にお願いされて曲を聞いた環(柴咲コウ)は、とてもいい曲なので世間の人達に広く知ってもらうために、自分に歌わせてもらえないかと提案。世界的な歌姫からの提案に廿日市も飛びつき、レコード化に向けて動き出す。