一人三役を演じる林遣都「今後の自分の財産になる」<世界は3で出来ている>
林遣都が主演を務めるソーシャルディスタンスドラマ「世界は3で出来ている」(夜11:00-11:40、フジテレビ系)が、6月11日(木)に放送される。
同作は、唯一の出演者である林が、一卵性三つ子役の“一人三役”を演じ、脚本は連続テレビ小説「スカーレット」(2019-2020年、NHK総合ほか)の水橋文美江、監督は「フジテレビ開局60周年特別企画 教場」(2020年、フジテレビ系)を演出した中江功が担当する。
今回、一人三役を熱演する林に、演じる上で気を付けたことや見どころなどを聞いた。
林遣都のコメント
――今回の出演のお話が来たときの感想を教えてください。
昨年から今年にかけて、脚本の水橋さんと演出の中江さん、このお二人との出会いは自分の中での大きな出来事でした。
もっと水橋さんの描く人間を演じたいと思いましたし、中江組をもっと経験したい、またいつか参加したいという気持ちがあったので、まさかそのお二人で、しかも出演者が自分だけという形で、声を掛けていただけたというのは、とてもうれしかったです。
今、いろいろなところで新しい試みでの撮影が行われている中で、映像作品を作る人たちにも、きっといろいろな変化があったと思います。
そんな中で、自分が一人の俳優として何をやっていくのか…。脚本があって、監督さんやスタッフの方々がいて、普通に演じられる喜びを(今回のお話で)改めて感じました。
もちろん、撮影はソーシャルディスタンスを守ったり、スタッフさんの人数を減らしたりと変わってきていますし、いろいろ守るべきことはありますが、やっていることは今までと変わらず、スタジオにセットを組んでいただいて。
改めて、役者って一人じゃ何もできないんだなと思いましたし、実際にこうして撮影に入ってみても、皆さん(スタッフ・キャスト)が集まって初めて、一つの映像作品が生まれるんだということを感じました。これからも撮影環境は変わっていくとは思いますが、今自分ができることをやっていきたいなと思いました。
6月11日(木)夜11:00-11:40
フジテレビ系で放送