吉岡里帆3度目の“語り”「自分自身もちゃんと理解を深めないと」<ザ・ノンフィクション>
「孤独死の向こう側 ~27歳の遺品整理人~」あらすじ
誰にもみとられることなく自宅で亡くなり、死後、長らく発見されない人々。いわゆる“孤独死”が、近年増加の一途をたどっている。
そうした中、「孤独死は誰にでも起こりうる」と訴え、その独特な活動で注目を集める27歳の女性がいる。遺品整理人の小島美羽さんだ。
彼女は「孤独死の現場」を“ミニチュア”で再現し、なぜ孤独死が起こるのか、その本質を伝え続けてきた。そして今日も、多発する孤独死の現場に小島さんの姿があった。
遺品整理人は、孤独死などで亡くなった人の部屋を清掃し、残された遺品の中から、思い出の品を遺族に引き渡すのが勤め。
小島さんが遺品整理人を志したきっかけは、17歳で父と死別したこと。「何もしてあげられなかった」という後悔の念から、自分と同じ境遇にある遺族を救いたいと考えた。
そして2014年、東京・板橋にある遺品整理会社に入社。社長の増田裕次さんと二人三脚で日々、孤独死の現場と向き合っている。
増田さんは会社を立ち上げ20年、かつては「遺品整理人」と言っても誰も理解してもらえず、「縁起が悪いから近寄るな」と言われたこともあった。
孤独死に対する世間の認識は、なかなか変わらないまま。増田さんと小島さん、二人には超えるべき課題が山積していた。
「孤独死をどう伝えていくか」をめぐり、ぶつかる二人。27歳の遺品整理人が見つめる「孤独死の現場」、その向こう側にある物語を追った。
毎週日曜昼2:00-2:55
フジテレビで放送