<必殺仕事人2020>主演の東山紀之からコメントが到着!松岡昌宏、知念侑李への思い語る
「この作品をより大事にして、今後も続けていきたい」
――本作の撮影が終わった後、新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態が起こりましたが、何か感じたことや新たに考えさせられたことはありますか?
撮影はコロナの影響が出ていない時期に終わっていたんですが、その後いきなりこのような状況になって…。
素晴らしい技術を持った「必殺」のスタッフの方々は、大ベテランの方が多いので、とにかく体に気を付けてほしいなと思いました。
周りのみんなの健康も大事にしていきたいと強く感じましたし、そのためにはまず自分がちゃんと自衛を心掛けて生活していかなきゃいけないなと、今回改めて見直すことができました。
――最後に、放送を楽しみにしてくださっている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
世相を反映させられるのが「必殺」の魅力だと思います。事実に基づいたことを表現する際に現代劇だとちょっと直接的になり過ぎるけど、時代劇だと少し大げさに描いても大丈夫というところがあるので…。社会問題について皆さんが感じていることを表現できるのが面白さの一つだと思いますね。
また、僕らが出演させてもらうようになって10年以上、そして今年は藤田まことさん没後10年ということで、本当に歴史のある作品だなと改めて感じています。エンターテインメントとしてのこの作品を、より大事にして、今後も続けていきたいという思いが強いですね。
今回は、オレオレ詐欺や、半グレ集団の悪さを一刀両断にするんですが、非常に深い親子の絆を描き出すことで、より“悪”が際立ってきます。それを僕ら仕事人が一刀両断にすることで、爽快感を感じていただけると思いますので、どうぞお楽しみに!