「散らかってるなー」「やらなきゃなー」
――ご自身の役柄、役との共通点、また役作りへのこだわりがありましたら教えてください。
多部未華子:主人公の相原メイを演じさせていただいております。製薬会社のMR(医薬情報担当者)として勤めている、一生懸命な女の子の役で、家事はできないんですけど、ものすごくお仕事のできる子です。
共通点っていうのは、あまり意識したことがないんですけど、共感できるところはすごくあって、仕事が忙しいと家事がおろそかになっちゃうところとか、「家事をしよう!」って頑張り過ぎると、細かいところまでやろうとして結局何も手に付かなくなっちゃうところとか、そういう1つ1つのことが共感できるなぁ…と思いながら演じています。
大森南朋:役柄は、鴫野ナギサさんという“スーパー家政夫さん”といいますか、すごく仕事のできる家政夫さんを演じさせていただいております。
非常に優しくて、すてきな人というか、人のことを考えて、人のために生きようと頑張っている方だと思います。自分との共通点って言うと、なかなか難しいんですけど、基本的に「真面目」って部分が似ているのかも知れないですね。
瀬戸康史:田所優太というメイさんのライバル製薬会社のエースを演じています。仕事もできて、性格も良いというパーフェクトな人という描かれ方をしていますね。
僕も共通点と言われると難しいんですけど、彼は(営業)成績や売り上げより、病院のこととか、病院に来られる患者さんのことに重きを置いて仕事している人。メイとの接し方においても、優しくて、真面目で裏がないような人柄が出るように意識しています。