<エール副音声>松井玲奈“吟”の解説放送がスタート!異例“方言混じり”も好感
窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)は現在、初回から再放送中。7月日放送の第7回からは音(二階堂)の姉・吟を演じる松井玲奈が副音声を担当している。松井が“吟”として送る、愛知県豊橋市の訛りを交えたユニークな解説放送は、2周目の「エール」に新たな風を吹き込んでいる。
“女性による解説放送”も超異例
第7回からしばらくは、子ども時代の音(清水香帆)が主人公。
第7回では、音をはじめ父・安隆(光石研)と母・光子(薬師丸ひろ子)、姉の吟(本間叶愛)、妹の梅(新津ちせ)という関内家の顔ぶれと、父の元で働く昔気質の馬具職人・岩城(吉原光夫)が登場し、男女平等の考え方を持つ音の原点となるエピソードが描かれるほか、音と双浦環(柴咲コウ)の宿命的な出会いのシーンも描かれた。
そんな関内家の物語を、成長した吟を演じる松井が解説放送で支えていく。
連続テレビ小説では、視覚に障害のある人などのため動きや場面転換、テロップなど視覚から得られる情報を副音声で伝える“解説放送”を以前から行ってきた。
今回は再放送であるためか“視覚情報”は適度に抑え、その分、登場人物目線での感情の発露やユーモアを添えることで、ストーリーを知っている視聴者も新鮮な気持ちで楽しめるよう工夫されている。吟による解説はその一環だ。
これまで連続テレビ小説の解説放送は男性の声優が受け持っており、女性による解説は超異例。松井の高く軽やかな声と、語りの津田健次郎による低く落ち着いた声とのコントラストはとても聞きやすく、新鮮な印象を与える。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
※放送は6月27日をもって一時休止。
6月29日より第1週から再放送中。
◆副音声の聴き方
https://www.nhk.or.jp/yell/information/news/kaisetsu.html
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