波瑠&鈴木京香がバディーを組む「未解決の女」再び! リモート会見で”文字クイズ”も開催
沢村一樹「みんな普段はグダグダなんです(笑)」
──撮影で面白かったことや印象に残っているエピソードを教えてください。
波瑠:私は遠藤さんとご一緒するシーンが多いのですが…。今日はいろんなことをラップで言おうとする日とか、今日は全部英語でしゃべろうとする日とか、日替わりで遠藤さんのブームがあるんです。毎日いろんな遠藤さんが見られて、とっても面白いです!
パッと見たとき、怖いじゃないですか、遠藤さんって…。でもニカっと笑ってそういうことを始めるので、そのギャップに圧倒されています。
(遠藤から「波瑠ちゃんは長いセリフを前日に覚えていて、すごい!」と褒められ)お恥ずかしい話なのですが、「やばい!」ってならないと脳みそが覚えようとしてくれないんです! 夏休みの宿題を、“もう夏休みが終わるよ!”っていう時期にならないと取りかかれない子どもみたいな。私としては、それはもうやめたいと思っているので、とんでもないことをバラされてしまいましたね…(笑)。
沢村:皆さんの挨拶を見ていただいたらわかると思うのですが、みんな普段はグダグダなんです(笑)。和気あいあいといいますか、ちょっとグダグダな感じで…。でも本番できちんとスイッチを切り替える。メリハリがきいた楽しい現場です。
工藤:僕、リストバンドをSeason1のときから着けているのですが、Season2の撮影が始まって久しぶりに第6係で撮影したとき、遠藤さんが「何それ? そんなの今までしてた!?」ってものすごい食いつきようで…。
「いやこれ、Season1からずっとしていたんですけど…」と答えたら、なぜか笑いが止まらなくなったみたいで、僕がちょっとでも手首をいじろうものならゲラゲラ笑いはじめるんです。僕は真剣にお芝居しているのに、遠藤さんがずっと何か欲しがってくる感じがあって…いや、いつも楽しませていただいています(笑)。
山内圭哉「遠藤さんの無邪気さに拍車がかかっている」
山内:自粛明けで初めて来た現場だったという方も多かったと思うんですけど、僕もクランクインのときは「セリフをしゃべれた!」とか、働ける喜びに満ちていましたね。それが印象深かったです。
あと、遠藤さんの無邪気さに拍車がかかっていて…Season1のときの3倍くらいになってるんじゃないですかね。現場で遠藤さんに会うと、すぐ「何か面白いことない?」って(笑)。本当に少年のようです。
皆川:すごく和気あいあいとしていて、何でも言い合えるような感じなんです。ビックリしたのが、波瑠さんが昔の沢村さんの映像作品を見たらしく、「沢村さん、昔と目の感じが違うんですけど、いじりました?」みたいなことを言ってらっしゃって(笑)。でも、沢村さんもいじったという設定にしてノッていかれるんですよ(笑)。毎日すごく楽しませていただいております。
谷原:僕は目の前で繰り広げられる、遠藤憲一さんと波瑠ちゃんのやりとりを傍観していることが多くて…。波瑠ちゃんは先ほど「遠藤さんが…(調子に乗る)」っておっしゃっていましたが、相乗効果なんですよ! 2人で高め合っているというか、2人でズブズブとはまり込んでいるといいますか。相性のよさなのでしょうか。お2人のやりとりを堪能させていただいています(笑)。
遠藤:波瑠ちゃんが、僕の幼稚な部分に付き合って遊んでくれて、本当に感謝してます! でも、調子をこきすぎて「コラっ!」って怒られたりもしています(笑)。
実は、僕はここのところ物忘れがひどくて、先日は家で“換気扇”という言葉が出てこなくなっちゃったんです。女房に「スイッチ入れて」って言ったら「何を?」って聞かれて「風吸うやつ」って言っちゃったの(笑)。一昨年のクリスマスには“サンタクロース”が出てこなくて、女房に「クリスマスおじさんの名前なんだっけ」って聞いちゃったし…。
そんな状態なので、説明ゼリフの中の固有名詞とかを覚えるのが大変なんです!(笑)波瑠ちゃんが前日に何行ものセリフを覚えているって聞いて、どうやったら前日にそんなに覚えられるのか、と驚いています。その技を身につけてみたいです。
鈴木:今も改めて、いろんなタイプの刑事さんがここにはいるなぁと感じていまして、こんなに面白い人たちの集まっている警察署が本当にあったらいいなぁと思っております。私自身も男っぽいところがありますし、この現場にはすべてのタイプのオジサンが集まっている!(笑) 変化があったというよりも、個性と楽しさがパワーアップしました。