<麒麟がくる>滝藤賢一演じる覚慶(足利義昭)が初登場!「覚慶の僧侶姿がめちゃくちゃ似合っています(笑)」
制作統括・落合将コメント
ついに「足利義昭」滝藤賢一さんが、第22回から登場です!
今までの大河ドラマで描かれてきた義昭は、聡明かつカリスマ性のある信長とやりあう愚直で不器用な将軍、というイメージがありましたが、滝藤さん扮する今回の義昭は、まだ興福寺の門跡であった僧・覚慶時代から描かれます。慈悲深く、少し弱虫なところもある等身大の人間に近い「将軍」義昭を、滝藤さんが変幻自在に演じています。
将軍の地位を発揮し、怒りにまかせて軍事力を使うときもあれば、弱き民たちを救おうと必死に走るときもある多面的でエキセントリックな人物像は、脚本の池端さんが、大河ドラマ「太平記」(1991年)で描いた室町幕府の祖・足利尊氏と対になって描かれる長年描きたかった人物です。義昭と信長に両属する光秀が最終的に選ぶのは…?
後半戦最大のクライマックスともいえるパートで滝藤さんがいかにこの複雑な人物を演じるのか、今から楽しみでなりません。
第22回「京よりの使者」あらすじ
信長(染谷将太)が今川義元を討ち果たした桶狭間の戦いから4年が経ち、京では三好長慶(山路和弘)が権力を掌握し、将軍・足利義輝は完全な傀儡(かいらい)に成り下がっていた。すっかりやる気を失い別人のようになった義輝の話し相手として、藤孝(眞島秀和)らの画策で京に呼ばれた光秀は、将軍の力を取り戻すため、いま勢いに乗る信長を上洛させてみせると約束する。
そんな中、駒は新しい薬の製造をめぐって東庵(堺正章)と言い争いになり、診療所を飛び出す。伊呂波太夫(尾野真千子)と共に訪れた大和で、駒は貧しいものたちに施しをしている僧・覚慶(のちの足利義昭)に関心をもつ。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送