佐藤大樹、狂気に満ちた“驚き顔”はメンディーと研究!「やりがいのある役に出会えました」<恐怖新聞>
第2話の驚き顔は、メンディーとの研究で「全部一発OK」
――ホラーならではの難しさを教えてください。
中田監督から「恐怖の瞬間を見たときのリアクションは自分が思っている5倍ぐらい表現しないと見ている人は共感できない」と言われていて。監督は「今の3.5倍でやってください」とか、よく数字で演出してくれるので分かりやすいんです。
第2話以降は僕も恐怖に立ち向かうシーンがあるので、そのときの目の見開き方とかリアクションは結構研究しました。EXILEの(関口)メンディーさんがホラー映画やゲームが大好きなので、撮影前はメンディーさんの家で一緒に見たり、京都に来てからも自分で映画を見て勉強したり。
その成果があったのか、第2話で初披露の“驚き顔”に関しては全部一発OKでした。そのシーンはカットがかかった瞬間そこにいた全員が「いやいやいや狂ってるよ」と笑うぐらい狂気に満ちていますので、放送を楽しみにしていてください!
――セットの隅で黙々と殺陣の練習をされていましたね。
第5話のためなんですけど、殺陣をやりだしたらハマっちゃって。稽古は実質3日間だったのですが1回1回がかなり濃くて、立ち回りを作ってくれた方に撮影現場に来てもらって、こちらの時間が空いたときに「すいません! もう1回やっていいですか?」と自分から声を掛けて、稽古に付き合ってもらいました。
殺陣師の方に「本当に初めて!?」と仰っていただいたぐらい、飲み込みが早かったようで、ダンスをしていたおかげですかね。
―― “ルール系ホラー”にちなんで、佐藤さんのルールを教えてください。
毎日トイレ掃除をしています。水周りを磨くと運気が上がると聞いたので、京都での撮影中、ホテルでもしています。あと、家のど真ん中に水槽を置いて金魚を飼うっていうのを小学校からずーっとやっていて、部屋の動線的にはなかなか邪魔ですが、運気的には良いらしく。
実はこうしている間も東京の自宅では金魚1匹とメダカ11匹とエビ15匹がウジャウジャと自動餌やり機がついた水槽にいますよ。
――本編終了後の佐藤さんの5秒コーナーについて教えてください。
本編とは別に「京都弁で劇中の甘いセリフを言う」という趣旨の撮影はしましたが、それが「京都の中心で、愛を叫ぶ」というタイトルの1コーナーになるとは知りませんでした(笑)。本編終了後に流れるコーナーを僕に与えていただけたのはうれしいですし、ありがたいですね。
でも、京都弁って難しくて。京都のスタッフの皆さんがすごく優しくて、撮影時も「こっちのほうがキュンとするよ」とかめちゃくちゃアドバイスしてくれました。自分が見るのは照れくさいですけど、そのコーナーを担当できて本当に良かったです。