加藤浩次とゆきぽよが東京地裁の執務室にバラエティー初潜入 再現ドラマには神尾楓珠が出演
MC・加藤浩次コメント
――収録の感想は?
面白かったですね。世の中には凶悪犯罪もありますけど、事件の被告人にも何かしらの理由がある可能性があることがすごく分かったし、それを裁く裁判官の方たちの判断の難しさだとか、その判例が未来に続いていくんだということも考えて仕事をしているんだと分かって、非常に勉強になりました。
――裁判官の印象は変わった?
実際に東京地方裁判所に行かせてもらって、イメージが大きく変わりましたね。一般の人と同じ感覚を持った方が裁判官、裁判長をやっているんだというのも分かりましたし、“世の中を良くするんだ”という本当に純粋な気持ちを持って裁判官になった方が多いんだなと分かりました。
――番組のテーマ“説諭”にちなんで、加藤さん自身の思い出に残っている“説諭”は?
――“めちゃイケ”(「めちゃ2イケてるッ!」1996~2018年フジテレビ系)の総監督だった片岡飛鳥さんに言われた「遊びじゃねえんだよ」って言葉は一生忘れられませんね。芸人になって3、4年の頃でしたけど、番組が楽し過ぎて遊びみたいな感じになっちゃってたんです。でもこの言葉で、バラエティーの現場は遊びじゃないんだと、みんな仕事で一生懸命笑いを提供しているんだというのが分かりましたね。
――視聴者へメッセージ。
非常に良い番組です。裁判や説諭の言葉も「普段自分はどんな考え方をしているのかな」という目線で見ると、「自分と考え方が違う人もちゃんと認めなきゃいけないんだ」とか、「自分の考えていることが全てじゃないんだ」ということが勉強できる内容だと思うので、1人でも多くの方に見ていただけたらうれしいです。