ラストにシュールレアリスムな“トラップ”が仕込まれた安斉かれんの新曲MVフルバージョンが公開
安斉かれんが初めて作曲、プロデュースを行ったニューシングル「GAL-TRAP(ギャル・トラップ)」が、9月16日より各サブスクリプション音楽ストリーミングサービスで配信開始。また、これまで一部公開されていたミュージックビデオ(MV)のフルバージョンが公開された。
MVでは、時に荒涼としてしまう“心の中”を表現した“無機質な部屋”に、幻想的かつ過激な配色の巨大なテディベアが配置されている。
それに包み込まれるシーンは、「いつまでたっても誰かに守られていたい！」という願望であるピーターパンシンドローム的な“幼さ”を表し、一方でテディべアと対峙しようとするシーンでは、その“自分過保護”によって「世界から取り残されるかもしれない！」という危機感や恐怖感が表現されている。
「自分でも分かっている」でも「やめられない」という、アメにも毒にもなる、自分こそが自分の最大の理解者であるという心のエスケープ機能から連鎖して起こる“堂々巡り”は、永遠に出口にたどり着けず、無限ループする真っ白な部屋としても可視化されている。
そして、終始シュールレアリスムな雰囲気で進む映像は、最後にいよいよ脱出、すなわち「自己解決か!?」というクライマックスを迎える。
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