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斎藤工「完全なる一目ぼれでした」“若き才能”に感銘<PFFアワード2020>

2020/09/25 21:52

斎藤工が「PFFアワード2020」授賞式に登場した
斎藤工が「PFFアワード2020」授賞式に登場した


準ブランプリは寺西涼監督の「屋根裏の巳已己(みいこ)」。記憶か現実か、生と死の狭間をさまよう怪奇な物語に仕上がっている。

プレゼンターの斎藤は「映画の見方っていろいろあると思うんですけど、一目ぼれパターンか、徐々にいろんなことが自分の中で発酵していって好きになるパターンか、恋愛に近い気がしております。この作品は完全なる一目ぼれでした。

理屈が分からない何かが自分の中にこびり付いて、すぐにもう1回見たくなりました。視覚、聴覚といった感覚を支配されるというか、すごくエネルギーを感じました。

監督の中にしかない時間だったり、監督の中にしか見えない景観というのを分けていただいた。すごいフィルムメーカーがいるという出会いに感銘を受けました」と、同じクリエーターとして刺激を受けたと話した。

それを聞いた寺西は「そんなすてきなコメント、すごくうれしいです」と感謝の気持ちを伝え、「僕は監督としてギリギリスタート地点に立てたという状態なので、この先も映画を撮ろうと思っていますので、賞金の使い方も考えながら、また面白い映画を作っていきたいです」と今の心境と今後に向けての意気込みを語った。

その他、審査員特別賞は関麻衣子監督の「MOTHERS」、守田悠人監督の「頭痛が痛い」、野村陽介監督の「未亡人」の3作品が受賞。

観客賞は稲田百音の「アフタースクールデイズ」、映画ファン賞(ぴあニスト賞)はhaienaの「LUGINSKY」、エンタテインメント賞(ホリプロ賞)」は千阪拓也の「こちら放送室よりトム少佐へ」がそれぞれ受賞した。

審査の発表を終え、大森は「僕は“他者と向き合っていくこと”が映画の原点にあって、そういう観点で映画を見てしまうところがあります。今回、“死”という一番大きな分からないものに関する映画が多かったですし、レベルが高かった。すごく楽しませてもらいました」と最終に残った17作品がどれもレベルが高かったと評した。

下に続きます
■第42回ぴあフィルムフェスティバル
【HP】https://pff.jp/42nd/

画像一覧
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  • 斎藤工が「PFFアワード2020」授賞式に登場した
  • 【写真を見る】斎藤工も才能を絶賛する準グランプリ・寺西涼との2SHOT
  • グランプリに選ばれた石田智哉監督(写真中央手前)ら受賞者、最終審査員たち
  • グランプリの石田智哉監督(中央)とプレゼンターを務めた大森立嗣監督(右)
  • 準グランプリの寺西涼監督と斎藤工
  • 大森立嗣監督
  • 関麻衣子監督
  • 「PFFアワード2020」授賞式より
  • 「PFFアワード2020」授賞式より
  • 斎藤工
  • 「PFFアワード2020」授賞式より
  • 大森立嗣監督
  • 寺西涼監督
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  • 古厩智之監督
  • 樋口泰人
  • 「PFFアワード2020」授賞式より
  • 古厩智之監督
  • 斎藤工
  • 「PFFアワード2020」授賞式より

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