長瀬智也×宮藤官九郎、TBS連続ドラマで11年ぶりのタッグ!長瀬「42歳の思い出にさせていただきます」【コメントあり】
“濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ”
今回、宮藤が手掛けるオリジナルストーリーで長瀬が演じるのは、“ブリザード寿”というリングネームで活躍する現役プロレスラーの観山寿一(みやま・じゅいち)。
寿一は、かつて大規模プロレス団体に所属した人気レスラーで、プエルトリコチャンピオンまでいったが、けがや年齢もあって今は小規模な団体で細々と試合に出ている。
そんな寿一のもとに、二十七世観山流宗家にして重要無形文化財「能楽」保持者である父親の観山寿三郎(みやま・じゅさぶろう)が危篤との連絡が入る。
人間国宝でもあり、全国に一万人以上の門弟を持っている父親の跡を継ぐと期待されていた寿一だが、あまりにも厳しい寿三郎の指導に反発して家出し、20年以上音信不通になっていた。
寿一の顔を見て驚く家族たちがそろう中、奇跡的に一命を取り留めた寿三郎は、傍らに立つ介護ヘルパーの女性を紹介し、彼女と婚約し遺産もすべてこの女性に譲ると宣言。
実力と人気に限界を感じていた寿一はプロレスラーを引退し、実家に戻り寿三郎の介護を手伝うことにする。すると、家族と謎のヘルパー女性を巻き込んだ、介護と遺産相続をめぐる激しいバトルのゴングが鳴る。