<麒麟がくる>染谷将太、滝藤賢一演じる義昭は「はるかに恐ろしいピュアさを感じました(笑)」
染谷将太「信長を演じるのはすごく楽しいです」
今後対立していくことになる滝藤賢一演じる義昭の印象を染谷は「僕はずっと『信長はピュアな人間として演じています』と言い続けてきたのですが、滝藤さん演じる義昭を見て、はるかに恐ろしいピュアさを感じました(笑)。戦のためのお金を見ても、『これで何人もの命が救える』と、キラキラした目でおっしゃるので…信長と義昭のピュアさの方向性は違いますが、義昭は恐ろしいほどピュアな将軍だと思いました」とコメントを寄せた。
さらに、信長を演じてみての感想を「信長を演じるのはすごく楽しいです。今回の信長は、分かりやすい悪役ではなく、ひとりの人間として丁寧に描かれています。ただ暴走するのではなく、そこにはちゃんと動機があり、過去のトラウマなどのさまざまな力が加わって、信長がどんどん止められない存在になっていきます。最後までちゃんと信長を全うしたいなと思います」と今後の見どころも語った。
第28回「新しき幕府」あらすじ
ついに足利義昭(滝藤)が上洛を果たし、勢いに乗った織田軍は周囲の三好勢を一掃。光秀も活躍が認められ、将軍奉公衆に取り立てられる。
先の将軍・義輝暗殺に関与していた疑いのある松永(吉田鋼太郎)の処分を巡り、織田側と三淵(谷原章介)ら奉公衆の意見が割れるが、義昭は信長の意見に従うという。その代わりに幕府の政務を、代々将軍に仕えてきた摂津晴門(片岡鶴太郎)に任せることを認めてほしいと条件をつける。そんな義昭に光秀と藤孝(眞島秀和)は、幕府を腐らせてきた張本人とも言える摂津の再起用に胸騒ぎを覚える。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送