スペシャルドラマ「境遇」の放送日が12月3日（土）に決定！ 業界初の“AR広告”も登場！
ABC・テレビ朝日系で放送される湊かなえ氏書き下ろし、松雪泰子主演のドラマ「ABC創立60周年記念スペシャルドラマ『境遇』」の放送日が12月3日（土）に決定したことが分かった。また、ちまたで話題の“ARクリエイティブ・ユニット”AR三兄弟とタッグを組み、11月16日に番組オリジナルのAndroid携帯アプリをリリース。テレビ業界初のユニークな広告展開を実施する。
「境遇」は、累計300万部を超える大ベストセラー「告白」などで人気のミステリー作家・湊氏が、今回のために書き下ろした新作で、ドラマの放送に先駆け同名の小説が発売された。主人公・高倉陽子（松雪）には、自分と同じ境遇を持つ“もう一人の自分”新聞記者・晴美（りょう）が存在。運命、絆、人とのつながり、その中で不器用に生きる二人の女性の明暗を、湊氏が人間の弱さや負の感情に容赦なく切り込む独自の視点で鋭く描写し、ほかに類を見ない不思議な異質感と情感あふれるヒューマンミステリーとなっている。松雪、りょうのほかに、沢村一樹、東幹久、田畑智子、岸部一徳、白川由美、谷村美月、市川由衣、芦名星、ネプチューン・名倉潤、西村雅彦、野際陽子、いしだあゆみら豪華キャストが出演する。
ARとは、Augmented Reality（＝拡張現実）の略。完全な虚構空間を意味するVR (Virtual Reality) と対をなす、現実世界に新たな情報を補完してインパクトを与える概念・技術のこと。PCや携帯電話などの画面を通して、現実に見える風景にGPS位置情報などのデジタル情報を付加するようなサービスで、今後ビジネス的にもさまざまな展開が期待されている。
今回のAR広告は、11月16日より展開される東京・銀座松坂屋の「境遇」屋外広告に、アプリをダウンロードしたスマートフォンをカメラのようにかざすと、看板の広告枠自体がスクリーンとなり、番組PR動画が携帯の画面上で流れる仕組みになっている。また、11月27日（日）からは新宿東口ステーションスクエアの看板でも同様の仕掛けが展開される。さらに、12月3日の放送日当日の朝日新聞全国テレビ面の広告や、全国の書店での「境遇」ポスターでもARが反応するようになる。
また、テレビドラマ初の“ニセモノAR”仕掛け広告も登場。11月28日（月）に、新宿東口ステーションスクエア周辺で、AR三兄弟独自のビジュアルによるQRコード入りのニセモノの「境遇」ティッシュを配布。携帯電話からQRコードを読み込んでAR三兄弟のホームページに飛び、ランダムに好きな月日を入れると、その日の出来事が新聞（劇中に登場する『信濃毎朝新聞』名）のレイアウトで画像が転送されてくる仕掛けとなっている。ドラマ本編だけでなく、新たな試みの広告展開にも注目が集まる。
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12月3日（土）夜9.00－11.06 テレビ朝日系で放送
