映画「真夏の方程式」(6月29日・土公開)のレッドカーペットイベントが、6月23日、都内で行われ、福山雅治、吉高由里子、西谷弘監督が登場した。
同作品は、連続ドラマ「ガリレオ」の劇場版で、シリーズの映画化は約5年ぶり。帝都大学物理学准教授・湯川学(福山)は、海底資源の開発計画を推進する企業と環境保護グループが意見を衝突させている美しい海の町・玻璃カ浦に、開発計画の説明会のアドバイザーとして招へいされる。そんな中、不可解な点が多数ある男性の変死体が見つかる。捜査のため現地入りした捜査一課の刑事・岸谷美沙(吉高)は、湯川に協力を依頼。いつものように断られることを予想していたが、なぜか湯川は積極的に捜査に関わろうして…というストーリー。
PRカーからレッドカーペットの上に降り立った三人は、大観衆の拍手の中、ファンから寄せられるサインの要求に快く応じながら公開日の6月29日にちなんだ62.9mのレッドカーペットをかっ歩した。
福山は「僕らにとっては(この映画のプロモーションの)記念すべきスタート日に皆さんとお会いできて光栄です」とあいさつ。一方、吉高は「貴重な日曜日の時間をくださってありがとうございます。イベントの参加ももちろんうれしいんですが、映画の方も是非とも見ていただけたらうれしいです(笑)」と話し、笑いを誘った。
また、ドラマより先に撮影したため同作品が福山との初共演だったことを明かした吉高は、福山の印象について「クランクインの時に福山さんが歩いて来たら、取り巻きが多いんですよ！ 福山さんレベルになると(二人の所属事務所の)アミューズのお偉いさんが『こんなに偉い人って現場にちょこちょこ来るんだ！』ってくらい来ていて驚きました。わたしなんかちょろっとなのに」と振り返った。さらに、「それで福山さんに『すごいですね！なんかスターが来た感じがしましたよ!!』って言ったら、『スターじゃない。ビッグスターだ!!』って！」と暴露。すると、福山は慌てて、「違うんですよ！ これは以前、大泉洋さんが言っていたのを僕がまねしただけ！ そんなこと全く思っていませんよ。平凡な人間がたまたま壇上に上がらせていただいているだけ。本日もよろしくお願いします」とおどけてみせ、会場を沸かせた。
最後に、福山は「見ていただいて、本当に楽しんでいただけると思います。きっと感動していただける部分もあると思いますし、改めて考えさせられる部分もあると思います。この作品を通じて、楽しんでいただきつつ、感動していただきつつ、未来に向けて目を反らしてはいけない問題にも目を向けて、未来を良くしていければという思いを感じていただければと思います」とアピールした。
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6月29日(土)公開
