北川景子＆深田恭子の変わり様に高良健吾がゾクリ
映画「ルームメイト」(公開中)の初日舞台あいさつが、11月9日に都内で行われ、出演者の北川景子、深田恭子、高良健吾と古澤健監督が登壇した。
同作品は、今邑彩の同名小説を原案としたもので、友達だと思っていた人が一瞬で恐怖の対象に変わるサスペンスとスリルに満ちたエンターテインメント。交通事故にあって入院することになった派遣社員・萩尾春海(北川)は、入院先の病院で看護師の西村麗子(深田)と出会う。二人はすぐに仲良くなり、春海の退院をきっかけにルームシェアをすることに。二人の共同生活は順調に進んでいたが、ある日、春海は麗子の奇妙な言動を目にしてしまう。麗子への戸惑いが次第に恐怖に変わっていく中、春海の周りでは不可解な事件が起き始めて…といったストーリー。
出演者たちは「こんなにもたくさんのお客さんが来てくださって胸がいっぱいです」(北川)、「きょうの初日を楽しみにしてきました。この役は本当に難しく大変でした」(深田)、「この映画はたくさんの計算がされていて、一回ではなかなか分からないところもあるので、2回、3回と見ていただきたいです」(高良)とそれぞれあいさつ。
撮影について北川は「衣装を汚さないようにしたり、メイクを崩さないように気を付けたりすることはあっても、この作品のように衣装が破れてもいいし、泥んこになっていいというようなことは経験がなかったのですごく楽しくて、『お客さんを驚かそう』という思いから、『血のりをもっとかけちゃって！』という感じでした(笑)」と告白。一方、深田は「景子ちゃんに毎日、平手打ちをしたりとか杖で突いたりしなければならなかったので、カットがかかるたびにすごく心配になってしまった」と振り返った。
そんな中、高良は「本番前の(北川と深田の)二人はすごく仲が良さそうで、本番が始まると結構バチバチしている。でも、本番が終わったら『大丈夫？』って気遣い合っていて…。(二人の変わり様を間近で見て)『やっぱ、怖いな…』と(笑)」と明かし、会場を沸かせた。
最後に、「この作品は、なかなか一回では理解できないような計算があると思います。ぜひ何度か観ていただいて、周りの人に感想を話してほしいと思います」(深田)、「一回観ただけでは映像のトリックやお芝居の細かいところなど深いところまでは理解できないような作品になっています。何度も観ていただくたびに違った面白さや楽しみ方があると思います」(北川)とそれぞれアピールした。
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