「時間を止められるのは結構大変…」戸田恵梨香&加瀬亮が明かす「SPEC」シリーズで一番苦労したこととは?
映画「劇場版 SPEC ~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇」(公開中)の初日舞台あいさつが、11月28日、都内で行われ、戸田恵梨香、加瀬亮、有村架純、神木隆之介、福田沙紀、安田顕、真野恵里菜、岡田浩暉、竜雷太、堤幸彦監督が登壇。同イベントは、11月29日の世界最速公開に合わせ、前日の夜11:20から夜0:00の間に開催された。
同作品は、TBS系列で3年前から始まった「SPEC」シリーズの最終章。公安部公安第五課未詳事件特別対策係に所属する当麻紗綾(戸田)と瀬文焚流(加瀬)が、特殊能力(SPEC)を持った犯罪者たちに立ち向かう姿を描く。今まで語られることのなかった2人エピソードや、解き明かされなかった全ての謎が明らかになる。
これまでの3年間を振り返り、戸田が「(時を止めるSPECを持つ)ニノマエ(神木)が出てくるたびに(撮影が)大変でしたね。時間を止められるのは、結構大変なんですよ…迷惑でした(笑)。だから、いつも楽な体勢で止まるようにしてました」と苦労を明かすと、神木は「しょうがないじゃん!俺はそういう能力なんですよ」と弁解しながらも「僕も動きながら『大変だろうな』って思いながら動いていました。印象に残っているのは、ドラマシリーズの最終回の雪のシーンで、すごく寒くてせりふを噛んでしまったんです。そしたら加瀬さんが『おい~!しっかりしてくれよ(泣)』って言われたんです」と苦笑い。すると加瀬は、「俺の周りを歩く速度すら遅いと思ってたからね。辛かった」と告白し、会場を沸かせた。
また、有村が「わたしは、ミニスカポリスになったり、ミニスカナースになったり、メーテルになったりといろんなコスプレをしたことが印象に残っています」と話すと、竜が「わたしは、何度か雅ちゃん(有村)に張り倒されたんですが、その度に『雅ちゃん、思いっきりやってね。思いっきりやらなくて外れると、もう一回やることになるから、思いっきりやってね』とお願いししたんですが…何回かやったよね」と明かし、笑いを誘っていた。
最後に、「ようやくきょうを迎えて、『SPEC』での役割が終わったような気がします。これからは皆さんのものだと思いますので『SPEC』を愛してやってください」(加瀬)、「3年間支えてくださって本当にありがとうございました。感謝のひと言に尽きます。ここまで来れたのもファンの皆さんのおかげです。この作品が皆様の元に届くことを願っております。末永く愛してください」(戸田)とあいさつした。
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