貫地谷しほりの2014年は大殺界!? 脱“おふこうさん”の抱負を語る！
NHK BSプレミアムで1月7(火)からスタートするドラマ「おふこうさん」の完成試写会が行われ、出演者の貫地谷しほりと萩原聖人が出席した。
同ドラマは、起業家やフリーランスの人々が集う“コワーキングスペース”を舞台に、自他共に認める日本一“不幸な女”が、幸せをつかもうと奮闘する姿を描く。つぐみ(貫地谷)は妹の結婚を機に、地元の神奈川・小田原からの上京を決意。だが、早々に栄(萩原)を事故に巻き込んでしまう。そして、つぐみは栄への借金返済のため、栄が経営するコワーキングスペース・アニュで秘書を務めることになる。
主人公で“不幸パワー”の持ち主・つぐみを演じる貫地谷は、「1話の冒頭を見ていただければ、世界観をつかんでいただけると思います。ちょっとチープな世界観がすごく面白くて、私は大好きです。どんなドラマになるんだろうと思っていましたが、(完成した)1、2話を見て、私自身『こういう世界観だったんだ』って知ることができました」と見どころを語った。
一方、上京したつぐみの第一の不幸な犠牲者となる、アニュの経営者・栄役の萩原は「貫地谷さんがチープな世界観とおっしゃっていましたけど、これはあえてチープなんだとわかっていただきたい！ 予算がなくてチープになったわけじゃありません(笑)。僕も出来上がるまで、めちゃくちゃ不安でした。劇中では“おふこう”パワー全開のつぐみちゃん(貫地谷)なんですけれども、実際の現場では貫地谷さんのパワーと監督のアイデアに引っ張られています。笑い満載でお届けできると思います」と作品をアピールした。
ドラマタイトルである「おふこうさん」にちなんだ「最近の不幸な出来事と、幸福な出来事は？」という質問に対して、萩原は「うまいこと言うと、あまり不幸なことがないということが幸せかなと。ダメですかね？(笑)」とはにかみながらも、「(撮影が)終わって、カレーパーティーをやったんですよ。小金沢(銀次)役の大倉孝二さんがカレーが大好きで、本格カレーを作るっていう会で。そのカレーがめちゃくちゃうまかったっていうのが、この『おふこうさん』をやったならではの幸せな出来事ですね。大倉さんの不幸を言えば、朝からカレーを仕込んだら『カレー臭い』って言われて家から追い出されたらしいです(笑)」と撮影でのエピソードを明かした。
また、貫地谷は「先日、舞台を見に行ったんですけど、チケットを受け取るときにすごい列ができていて、最後尾に並ぼうとしていたら、見たことある方を見つけて。それが萩原さんだったんですよ。萩原さんが(列の)中間くらいにいたので、一緒にチケットを受け取って(列に並ばず)先に入ったていう(笑)。雨が降っていて不幸だなと思っていたんですけど、そういうハッピーな出来事がありました(笑)」と、プライベートでの幸福話を披露した。
最後に「私、来年から大殺界なんですよ(笑)。不幸の始まりなのかなと思いつつも、いろんな方に『大殺界なんですよ』って話をしたら、皆さん自分の人生を振り返ると、大殺界だったときって実は、違うステージに行くタイミングだったりらしくて。だから『楽しんで大丈夫だよ』と言われたので、自分に期待しながら、もっともっと自分を信じてあげられるように、来年('14年)を過ごしたいです」(貫地谷)、「僕は、永久大殺界って言われている星なんですけれど(笑)。不幸なことっていうのは、気をつけていても起きてしまうので、それを受け入れて次のステージに行けるようにしたいですね。貫地谷さんとは逆で、自分を疑って来年('14年)は過ごしたいなと思います(笑)」とそれぞれが、2014年の抱負を語った。
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1月7日(火)スタート
毎週火曜夜11:15-11:45
NHK BSプレミアムにて放送
