真田広之出演海外ドラマ「HELIX」のテレビ初放送が1月10日(土)からに決定！
海外ドラマ「HELIX(ヘリックス) ‐黒い遺伝子‐」(全13話)のテレビ初放送が、'15年1月10日(土)からに決定した。日本語吹替版が同日から毎週土曜夜11時ほかに、字幕版が'15年1月16日(金)から毎週金曜夜1時にDlifeで放送される。
同作は'14年1月に米ケーブル局で放送が開始されたサイエンス・スリラー。'15年1月よりシーズン2の放送も決定している注目作で、ロナルド・D・ムーア(「バトルスター・ギャラクティカ」シリーズ)、スティーヴン・マエダ(「Xファイル」「LOST」シリーズ)がタッグを組んで製作総指揮を務めるほか、ビリー・キャンベル(「4400 未知からの生還者)、ジョーダン・ヘイズ(『HIDDEN ヒドゥン』)ら海外ドラマ、SF、サスペンスファン必見の出演陣が顔をそろえる。日本では11月からdビデオにて配信されていたが、テレビでは初放送となる。
舞台は北極にある巨大製薬会社の研究所。閉ざされた空間で起こる、人類を滅ぼしかねないウィルスの発生に対する恐怖と、そこにうごめく複雑な人間関係を軸に、“遺伝子操作”という神の領域に踏み込んだ“恐怖の13日間”を描く。謎が謎を呼ぶスリリングな内容、1話で1日分が進む形式が話題を呼んでいるが、必見なのは「LOST」「リベンジ」で注目を浴びた真田広之が、自身初となる海外ドラマのレギュラー出演をしている作品ということだ。真田は研究所所長の日本人科学者でストーリーの鍵を握るキャラクター、ヒロシ・ハタケを熱演。さらに、なんと日本語吹替版でも真田が自身の役を担当している。
アフレコ収録後、真田は「声優さんの醸し出す、日本語版ならではの『HELIX』の世界にそぐいながらも、現場のニュアンスをいかし、日本語版にもオリジナルの息吹を吹き込むことが自分の使命だと思い演じました。そのバランスが難しくも、楽しくもありました」と明かした。また、吹替版について「日本語に吹替えることで、映像は変わらないけれど全く別のバージョンが生まれてくる。その面白さをあらためて感じました」と語った。
吹替版では、真田以外にも豪華声優陣が起用されたことも魅力だ。アラン・ファラガット役に森田順平、サラ・ジョーダン役に坂本真綾、ピーター・ファラガット役に藤原啓治らが参加している。森田は裏話として「ドラマの撮影時も同じだったと聞きましたが、アフレコも先の展開がわからないまま1話ごとに収録しました。続きが気になって、台本をもらうごとにみんなで先をチェックしてましたね」と話し、見どころについて「閉鎖世界での人間関係の面白さ」だと語った。また、サラを演じる坂本は自身の役について、「仕事にどん欲にのめり込む20代キャリア女性。一方で上司であり好意を持っているアランの元妻に敵対心を燃やす。そんな女性らしいところや微妙な心理状態が表現できたらいいなと思って演じました」と語った。
そんな待望の日本語吹替版と英語字幕版が両方、’15年1月からテレビで楽しめる。真田は「吹替版も、字幕版と一緒に日本の皆さんに楽しんでいただきたいです」と話し、森田は「専門用語など情報量が多いのですが、吹き替えなら映像に集中できるので、ぜひ日本語吹替版でも観てほしい。真田さんの日本語吹き替えも、柔軟性があって素晴らしいですよ。展開が速くて、一瞬たりとも見逃せない、手に汗握る作品です」と作品への期待を込めた。そして、坂本は「最終話だけは真田さんの吹替えを聞きながらアフレコ収録したのですが、当たり前なんですけど『ピッタリだな！』と。日本語でお芝居されているとよりハタケの感情が伝わってきて、涙が出そうになりました。女性陣が強い作品です。生き残るのはやっぱり女なんだなと。難しく考えずに人間関係に注目して見るだけでも十分に楽しめますよ」と教えてくれた。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
<吹替版>
'15年1月10日(土)スタート
毎週土曜夜11:00-0:00ほか
<字幕版>
'15年1月16日(金)スタート
毎週金曜夜1:00-2:00
Dlifeにて放送
