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ジョン・カビラと高島彩がアカデミー賞注目作品を語る

2015/01/15 13:07

「生中継!第87回アカデミー賞授賞式」(WOWOW)で案内役を務めるジョン・カビラ(写真右)と高島彩(写真左)
「生中継!第87回アカデミー賞授賞式」(WOWOW)で案内役を務めるジョン・カビラ(写真右)と高島彩(写真左)

WOWOWプライムは、2月23日(月)に世界最高峰の映画の祭典「第87回アカデミー賞授賞式」を、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継する。

生中継では、'07年から番組の顔であるジョン・カビラと2年ぶりの登場となる高島彩が案内役を務める。ノミネーション決定の前に、案内役の抜てきを受けた二人が意気込みを語った

カビラは、オスカーの舞台について「毎年思うことですが、本当に『エンターテインメントの頂点がここにあり』と言っても過言ではない。プラス、アメリカ社会を映し出す鏡ということもあり、エンタメ好きの方が見るのはもちろん、アメリカのエンタメ界がどう今をとらえてるのかが分かる場所」と語る。また、授賞式の司会は、トニー賞授賞式の司会で定評があるニール・パトリック・ハリスが務めることに言及。「エミー賞受賞歴もあれば、マジシャンの肩書もある。司会の立場からどんなパフォーマンスを見せてくれるか。ここ一年、(世界的に)人種の対立が多かったので、オープニングか、あるいは何かの作品に寄り添うのかはまだ分かりませんが、ハリスのスタンスの表明や、融和を図るコメントに期待しています。“先生のお説教”ではなく、彼なりの絶妙なさじ加減が楽しみ」と当日が待ちきれない様子。

高島は「昨年のオスカーはちょうど産後でした。カビラさんが夏目(三久)ちゃんと楽しそうにやっているのを見て、焼きもちを焼きました(笑)。安心感があり、ジェントルマンなカビラさんが横にいて、上質な空気の中で過ごせるこの場所にまた戻って来られてうれしいです」と笑顔を見せた。

当日の見どころについて、カビラは会場内に渦巻く人間模様を挙げる。「どのアウォードをどのプレゼンターが務めるのか。印象的なシーンで言えば、『ディパーテッド』('06年米、第79回アカデミー賞で最優秀作品賞受賞)。監督賞がマーティン・スコセッシに授けられた際に(フランシス・フォード・)コッポラ、(スティーブン・)スピルバーグに(ジョージ・)ルーカスが檀上に!まさに喜びを分かち合う感覚がそこにあったのを強く覚えています。さまざまなサプライズが隠されていて、ハリウッドのいろんな人間関係が分かる。(第82回の)ジェームス・キャメロン監督の『アバター』('09年米・英)とキャスリン・ビグロー監督の『ハートロッカー』('08年米)の元夫婦対決もありました。ジェームス・キャメロンが『なんであんなに映るの?』と思うくらい、よくカメラに抜かれていて(笑)。カメラの粋なスイッチングも見どころです」。

高島は、普段なかなか見られないスターの素顔に注目。本番中に宅配ピザを注文したり、出席したスターたちと一緒に撮影した画像をツイッターにアップしたり“何でもアリ”のお祭り騒ぎもアカデミー賞ではお約束のひとつ。「“自撮り”のシーンが好き!ピザのシーンもそうですが、スターたちの晴れの舞台なんだけど、そこに本人の性格や人間味が出ますよね。『スターでもこれだけはしゃぐんだ』と感じられる。レッドカーペットも楽しみで、特に、アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピットの姿は何回見ても『これが夫婦なんだ』とほれぼれする。その一方で『アンジーを撮りたいから、ブラピちょっとどいて』と報道陣から言われたりするのがおかしくて」と素の表情が見られる場面を楽しみだと明かした。

今回のノミネーションでは「6才のボクが、大人になるまで。」を注目しているという2人。高島は「過去・今・未来いろんな自分を重ね合わせて、いろんな世代が見られる。衝撃的なシーンはないけれど、じわじわじわーと染みてくる作品。『これからの人生どうやって生きよう』『娘にこう接するのはやめよう(笑)』『最期に後悔しないようにこうしよう』と考えが尽きない。12年という時間の経過が本物だからすごい。出演者が一人でも『もう俺やりたくないし』とか言い出したり、何があってもおかしくないのに!」と絶賛。カビラも「アメリカ人はグローイングアップムービーが大好きですから」と高評価を受けることを予想した。

最後に視聴者に向けて、高島は「ぜひとも事前番組、生中継、同日夜9:00から放送される字幕版、事後番組とフルコースでご覧ください」とコメント。カビラも「『まさに今』を100以上の国と地域で共有する。それが生中継の醍醐味。おそらく候補作に入る作品は、授賞式の前に公開されるものも多数ある。見た後で銀幕の人々がどんなふうにステージに立つのか、もしくは立たないのか、あるいはカメラに抜かれるのか(笑)、楽しんでいただきたい」とアピールした。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「生中継!第87回アカデミー賞授賞式」
2月23日(月)朝9:00-昼3:00(変更あり)
WOWOWプライムにて放送(2カ国語同時通訳、同日夜9:00-1:00に字幕版を放送)
授賞式司会=ニール・パトリック・ハリス
案内役=ジョン・カビラ、高島彩
レッドカーペット・ナビゲーター=斎藤工、尾崎英二郎

■関連番組
「ノミネーション徹底紹介! 第87回アカデミー賞」
2月1日(日)昼3:00-3:50
WOWOWプライムほかにて放送(無料放送)

「もうすぐ授賞式! 第87回アカデミー賞のみどころ」(全7回予定)
2月11日(水)朝9:20-9:30ほか
WOWOWプライムほかにて放送(無料放送)

「直前大予想! 第87回アカデミー賞」
2月21日(土)昼2:00-3:00ほか
WOWOWプライムほかにて放送(無料放送)

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