錦織圭ウィンブルドン1回戦は6月29日(月)夜！
テニスの4大大会第3戦となる「ウインブルドンテニス2015」が、6月29日(月)よりイギリス・ロンドンで開催される。
昨年の覇者、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を筆頭に、ウィンブルドンを5連覇したロジャー・フェデラー(スイス)や地元のアンディ・マレー(イギリス)ら強豪がひしめく中、錦織圭が6月29日(月)に1回戦を迎える。
相手はシモーネ・ボレッリ(イタリア)。昨年の3回戦でフルセットの末、錦織が勝利した相手だ。
錦織が1回戦を迎える6月29日(月)はNHK総合では夜10時より中継し、WOWOWでは夜7時30分よりWOWOWプライム、夜10時からWOWOWライブでのリレー中継を行う(無料放送)。錦織の試合自体はNO.1コートの第2試合で、第1試合は夜9時スタートとなっている。
錦織は、前哨戦のドイツ・ハレの大会で左のふくらはぎを痛めたことが心配されていたが、調子自体は上向きの様子。そんな錦織が現地での記者会見で意気込みを語った。
――足の状態は、今はもう大丈夫とのことでしたけれども、けがをしてから今までの間に、もしかしたら出場できないんじゃないかと思ったことが1回でもあったのか、一番心配した時っていうのはどういう状況だったのか教えてください。
なくはなかったですね。ちょっと頭でもしかしたら出られないっていうのは多少ありましたけど、けがをして何日かたってきて、治りそうだなっていうのは感じていたので、どうやったら治せるかっていうのを、一番に考えてやっていました。
――感触はどうですか？
この数日間ですね、だんだん、毎日ちょっとずつ良くなっているのは感じているので、自信をつけて動ければ、全米の時よりは少しはいいので、たぶん大丈夫です。
――グラスでプレーする時に難しさを感じる時はどのようなことでしょうか？ 滑りやすいサーフェスでもありますし、ショットも打ったもの勝ちっていうかそういう部分もあったりすると思いますけど。
一番はやっぱり動きですね。そこまで全部のボールを拾ってというのは難しいので、そこが一番苦労するところなんで。後はショットの種類とか、いろいろなところでカバーできたらいいなと思っています。
――練習を再開されて、フットワークという面でみると、去年の全仏前の準備段階と比べると自分としてはどうですか？
まあ近いのはありますし、けがの場所も同じなので、何となく似ているようなところはありますけど、(会見から試合まで)まだあと2日あるので、試合になってみないと、というところですかね。
――初戦の対戦相手はボレッリ選手ですけど、印象とどんな試合になるのか見込みをお願いします。
芝が強いイメージがあります。そんなに背は高くないですけど、サーブもストロークも威力があるので、だからこの芝で強いのかなっていう印象があるので、タフな相手ですけど、他を見てもタフな試合はいっぱいありますし、自分のプレーをしっかり心掛けてやりたいと思います。
――グランドスラムでベスト8に2大会来ていまして、ウィンブルドンは去年初のベスト16ですけど、目標としてはどのぐらいまでいっておきたいっていうのはありますか？
まずは1回戦勝てたらいいなって思います。
――4大大会の中でウィンブルドンって自分の中でどういうイメージを持っていて、子供のころとかどういう存在でした？
たぶん最初に知ったのが、このウィンブルドンの名前だろうし、なんとなくこう、他のグランドスラムよりも先に知っていたなっていう印象はありますね。実際来てみても、他のグランドスラムとは違う、異様な雰囲気だったり。
――異様ですか。
異様というか、色がしっかり統一されていて、会場もそんなに大きくはないですし、こぢんまりとした、あといろいろ厳しいのとかもあったり、イギリスっぽいなっていうのもあったり。まあまだ自分が結果を出していないので、まだ他のところよりは、ちょっとこう新米というか、そんな感じです。
――位置付けとしては、自分の中でも難しいなって思われているんですか？
そうですね。まあ結果が出ればそういうのも簡単に覆るんですけど、結果が出るまではちょっと待ってください。
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