東山紀之主演「刑事7人」は個性派キャラの宝石箱だ!
7月22日(水)、東山紀之が時間に強いこだわりを持つ刑事・天樹を演じるドラマ「刑事7人」(テレビ朝日系)の第2話が放送される。
同作は、難解な刑事事件に挑む警視庁捜査一課12係の個性的な刑事たちが、空白の時間を埋めながら“事件のタイムライン”を緻密につなぎ合わせて事件を解決に導く刑事ドラマ。
「相棒」や「警視庁捜査一課9係」、「遺留捜査」など、さまざまな個性派刑事ドラマを生んできた“テレ朝水9”枠の最新作として、早くもミステリーファンの心を捉えている。
そんな「刑事7人」の最大の魅力は刑事や警察関係者の個性的なキャラクターだろう。
東山扮(ふん)する“変わり者・天樹”の他にも、熱血刑事・沙村(高嶋政宏)、情報分析のエキスパート・山下(片岡愛之助)、天樹に振り回される刑事・永沢(鈴木浩介)。
そして帰国子女の“ため口刑事”水田(倉科カナ)、結果至上主義の係長・片桐(吉田鋼太郎)、本当に法医学教授?と思わせるような独特のオーラを放つ法医学の権威・堂本(北大路欣也)という、それぞれ異彩を放つメンバーが、独自のセオリーを基に事件を解決に導いていく。もちろん演じる役者陣も話題性たっぷりの豪華メンバーだが、キャラそのものを見ても十分楽しめるものになっている。
毎回難解な事件を描くが、その結末だけではなく、事件を追う過程での彼らの丁々発止のやりとり、そして義理の父・息子という関係の東山と北大路の家庭的なシーンなど、見どころが盛りだくさん。
1話完結だからいつ見ても楽しめるが、いつも見ていないと分からない彼らの心情の変化や毎回変わる彼らの関係性を楽しむために、毎週“水曜夜9時のタイムライン”は「刑事7人」にチャンネルを合わせた方が良さそうだ。
【第2話あらすじ】
投資家の岩渕(新納敏正)が自宅で冷凍遺体となって見つかるという奇妙な事件が起こる。しかも遺体は液体窒素によって凍らされており、正確な死亡推定時刻の割り出しが不可能に。
そんな中、天樹らは地道な聞き込み捜査を展開し、事件当日に岩渕家を訪問していた水道工事業者・坂上(螢雪次朗)を被疑者として逮捕する。しかし、坂上は家に行ったら、既に岩渕は死んでいたと容疑を否認。天樹も坂上とのたわいもない会話の中で、無実を確信する。
岩渕が水道修理を依頼してから、坂上が遺体を発見するまでの6時間。その間に岩渕を殺害したのは誰なのか…。捜査が振り出しに戻る中、天樹はなぜか岩渕の投資先リストに載っていた大学理学部に着目。
大学の低温物理学研究室を訪れ、教授の川村(大石吾朗)と天才物理学者・安積(橋本さとし)、同じく助手の正美(佐津川愛美)と対面する。その直後、正美が岩渕の愛人だったことが判明し、今度は川村までもが冷凍死体で見つかる。ところが、最も疑わしいと思われる正美には、両事件とも鉄壁のアリバイがあった…。
毎週水曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送