“時間が止まった男”東山紀之の過去が明らかに?
東山紀之演じる天樹悠ら個性的な7人のメンバーがさまざまな難事件を解決に導いていくドラマ「刑事7人」(テレビ朝日系)。毎回扱う事件の謎解きと合わせ、シリーズを通して視聴者を翻弄(ほんろう)する主人公・天樹の過去という“もう一つの謎”を解くヒントが、8月19日(水)の第6話に隠されている。
「愛用の腕時計がよく止まる」という描写が作品のお約束となっている天樹だが、「彼の身にかつて何が起こったのか」という核心部分についてはいまだに謎のベールに包まれている。そんな天樹の謎を解くヒントが隠されている第6話のあらすじを紹介する。
天樹と永沢(鈴木浩介)は偶然、自転車同士の衝突事故を目撃する。元最高裁判事・高堂(長谷川初範)が、路地から飛び出してきた運送業者・西沢(近藤公園)にぶつかってしまったようだ。突然高堂の自転車のブレーキが利かなくなり、避け切れなかったという。天樹らは当事者二人を交番に引き渡し、その場を去る。
しかし、間もなく交番の巡査から天樹の元に、別室で西沢の事情聴取をしている間に、高堂が交番の自転車を盗んで消えてしまったという連絡が入る。
天樹らはすぐに交番へ逆戻りする。巡査によれば、事情聴取前に高堂は誰かと「1時間で帰る」という約束をしていたようだが、当初はそれほど焦った様子もなかったという。にもかかわらず高堂はなぜ無断で交番を後にしたのか。天樹はどうにも腑(ふ)に落ちない。
そんな中、放置された高堂の自転車を調べた天樹は、さらに首を捻ることに。ブレーキが工具によって意図的に、しかも数時間以内に切断された形跡があった。つまり、この事案は単なる事故ではなく、事件の可能性があるということになる。
天樹は12係のメンバーに協力を仰ぎつつ、高堂を急がせた「1時間」という時間を糸口にして、捜査を始める。
事件の謎の行方と天樹の過去という謎。よく止まる腕時計を使い続ける理由を含め、後半戦へ向けて第6話が作品の“重要なタイムライン”に位置しているのは間違いなさそうだ。
毎週水曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送