サムライ錦戸亮、注目の“初陣”は7.4%発進
10月23日にスタートした関ジャニ∞・錦戸亮主演の金曜ナイトドラマ「サムライせんせい」(テレビ朝日系)の初回平均視聴率が7.4%だったことが分かった。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)
同作は、幕末の志士・武市半平太(錦戸)が、およそ150年の時を超え、現代にタイムスリップして現代の日本を斬るSFコメディー。
第1話は、主君への不敬罪で切腹を命じられた半平太が、覚悟を決め、刀を腹に突き付けるが、次の瞬間、半平太は自分が生きたまま、田舎道のど真ん中で寝ていることに気付く。幕末の日本には存在し得ない軽自動車や、見慣れない格好をした日本人の姿に、半平太はぼうぜん。
半平太は同志が手引きして、自分を切腹から救い出してくれたのだと勘違いし、必ず土佐に戻ると決意する。しかし、今いるのは切腹しようとした幕末から150年後の片田舎「神里村」。
もちろん、帰るすべなどなく、幕末の世で自分が排除しようとしていた西洋文化にまみれる周囲の状況に、ただただ憤りと驚きを覚える。
一方、侍の格好をした不審人物の出現に、現代の村人たちもオロオロするばかり…。そんな中、通報を受けた「神里村役場」の職員・晴香(比嘉愛未)は、スーパーに迷い込んだ半平太の元へ駆け付け、ひとまず事情を聞く。
だが、いまだにタイムスリップしたことを自覚していない半平太は、獄中への逆戻りを恐れ、その場から逃げ去ってしまう…というストーリー。
そして10月30日(金)放送の第2話では、半平太は佐伯家に身を寄せ、家の主・真人(森本レオ)が開く子供向けの学習塾で先生をすることに。その直後、塾の生徒2人が姿を消してしまう。
2人の行方を追い、半平太は晴香と弟の寅之助(藤井流星)と共に山小屋へ向かう。逃走中の殺人犯・橋本正(渋谷謙人)がナイフを手に、生徒たちににじり寄る現場に遭遇。半平太は、興奮状態の橋本をどうにか説き伏せ、生徒たちを解放させようとする。
しかし、橋本は交渉に応じるどころか、どうしようもないクズっぷりを発揮した揚げ句、半平太に襲い掛かる…。
一方、“ジャーナリスト・楢崎”として現代に溶け込んでいた坂本龍馬(神木隆之介)は、神里村のスーパーで撮られた半平太の写真をインターネットで発見。親友の半平太も自分と同じように、幕末からタイムスリップしてきたとは夢にも思わない龍馬は、写真の人物の正体を取材するため神里村へ。ついに半平太と再会する…というストーリー。
“錦戸半平太”のオドオドした姿や、現代を憂いで真剣に語る姿は好意的に受け止められ、数字以上にネットを中心に大きな話題を集めた「サムライせんせい」。深夜帯としては悪くない数字で、第2話から本格始動する“神木龍馬”の少しチャラくて強い姿にも注目が集まりそうだ。
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる